2023年8月24日、テレビ愛媛の報道です。
松山市内のパチンコ店でパチンコ台を殴って壊した疑いで、無職の男が24日に逮捕されました。
器物損壊の疑いで逮捕されたのは、松山市内に住む無職の男(33)です。
警察の調べによりますと男は2月21日午後0時頃、松山市内のパチンコ店でパチンコ台1台を殴るなどして壊した疑いがもたれています。
警察はパチンコ店から被害届を受けて捜査し、男を特定しました。
男は調べに対し「壊すつもりはなかった」などと供述していて、警察は動機や当時の状況などを調べています。
愛媛テレビ
パチンコ台やパチスロ台を殴る行為、いわゆる『台パン』ですが、多くのパチンコ・パチスロユーザーが一度は経験したことがある行為ではないでしょうか?
中にはどんな理不尽な展開に合おうとも紳士的にやり過ごす、高貴な精神の持ち主も存在するのでしょうか、多くの人は、筐体が壊れるほどではなくても、強くレバーを叩いたり、パネルが割れない程度にボディーを決め込んだり、ガラスをこつく位はあると思います。
今回の事件の容疑者は33歳の無職男性とされていますので、私が過去に経験したような、パチンコ・パチスロにハマリ失業して無職状態なのか、あるいは、専業としてパチンコ・パチスロで食っていたが、追い込まれて台パンをしたのか…
容疑を働いた時間帯をみると、午後0時となっていますので、パチンコホールの開店から大きく時間が経過しているわけでもない時間です。
その時間帯で沸点に達したということは、短時間でとんでもない理不尽な展開に遭遇したのか、前日から日またぎでその店や、その機種に怒りをもってしまったかなどが考えられます。
たしかに、私も午前中に5万円負けたことなどは何度も経験しており、そのプロセスにおいて、「どこがエンターテインメントなんだよ!」という展開にあると、沸点に達することはあったので、容疑者の心理はわかります。
そんな時は、怒りを静めるべく外の空気を吸いに屋外に出たりするのですが、そこで知り合いの常連客などに会うと、「おい!どうした!?なんか竹内力みたいな表情なんてんぞぃ!」と何度も言われたので、修羅のような形相だったのでしょう。
事件の話に戻りますが、報道で「パチンコ1台を殴るなどして…」となっていますので、台パンが1発ではなく数発だったのか、あるいは足蹴りなどのコンボ技だったのか。
ちなみに、パチスロ演者のある方は4号機北斗の拳にかかと落としを入れた経験があると動画で話していましたので、その時代は多少お店も許容範囲だったのかもしれません。
一方で、現在はパチンコ業界が急激に衰退しており、機械も1台50万円~70万円もするので、パチンコホールも黙って見過ごせないのでしょう。
稼働が止まったり、故障すれば、利益が減少するわけですし、周りのお客さんに対しても不快な思いをさせるという事もあるのでしょうが、私が思うところは、皆が一斉に真似をして台パンをするようになったら地獄絵図になるからだと思っています。
今のパチンコホールの環境は過去最悪と呼べる状態なようなので、大勢の客もフラストレーションが相当たまっていることは間違いないでしょう。
いずれにしても、容疑者は罪を償い、パチンコへの恨みがあるならば、二度とパチンコをしない事が一矢報いることになると…私もある人から教えられました。
嫌な思いをして二度と行かない人が増え、そうして遊技人口が激減しているのが今のパチンコ業界なのですから。
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