パチンコ店に爆破予告をした女(37)が逮捕【2023パチンコ関連事件】

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2023年5月29日、NBC長崎放送の報道です。

今月25日、長崎県長与町のパチンコ店に「1時間後に爆破する」と電話をかけ、営業を中止させたとして、長崎市の無職の女(37)が威力業務妨害の疑いで逮捕されました。

女は、今月25日の午後7時半前、長与町のパチンコ店に「1時間後に爆破するから」と爆破予告の電話をかけて、店側に客の避難誘導や不審物の検索などのため、その日の閉店時間まで営業を中止させた威力業務妨害の疑いがもたれています。

パチンコ店店長からの通報を受けた警察が捜査したところ、女の犯行が明らかとなり、29日未明、逮捕されました。

警察によりますと当時、店にはおよそ250人の客がいたということで、店や駐車場の外に誘導させたものの、爆発物や被害などは確認されなかったということです。

調べに対し女は「爆破すると言ったことは間違いない」と容疑を認めていて、警察は動機などについても、詳しく調べています。

長崎放送

パチンコホールへの強い恨みを感じる事件です。

怒りや恨みを抱いて、匿名掲示板や口コミに「いかにヒドイパチンコ店か…」を書き込むパチンコ・パチスロユーザーは多くいますが、爆破予告をする人間はまれです。

今の日本国内はあらゆる場所に防犯カメラが設置されており、例え公衆電話から爆破予告をしたとしても、発信場所を特定し防犯カメラを追って犯人特定に繋がる可能性は高いと思われます。

携帯電話からかけていたのなら言うまでもなく、その場合であれば精神的に追い込まれていたのではないでしょうか。

連日パチンコ関連事件が報道されているように、パチンコ依存症は社会問題となっています。

2020年からはギャンブル依存症が公的保険適用となった精神疾患に位置付けられる病気であり、ギャンブル依存症対策基本法には「ギャンブル依存症と犯罪は密接に関連している」と明記されています。

容疑者がパチンコが原因で「貧困・多重債務」になっていたとしたら、ギャンブル依存症の可能性が高く、適切な処置を取ってこなかった結果として、今回のような事件に発展したと見る事ができます。

パチンコ・パチスロがやめられず悩んだら相談機関へアクセスする事が大切です。

ギャンブル依存症対策基本法には「国民の責務」として、ギャンブル依存症への関心をと明記されていますので、今一度、日本にパチンコ・パチスロが本当に必要なものなのか、2023年に入り二日に1度は勃発しているパチンコ関連事件も鑑みながら判断してもいいのではないでしょうか。

まだ、37歳の女性…、辛い報道です…。

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