2023年4月18日、読売新聞オンラインの報道です。
徳島県警徳島名西署は17日、徳島市、会社員の男(66)を道交法違反(無免許運転)の疑いで現行犯逮捕した。男は1986年1月、交通違反で免許取り消し処分を受けており、35年以上にわたって無免許だった可能性があるとみている。
発表では、男は同日午前11時50分頃、同町の国道192号で、無免許のまま軽バンを運転した疑い。容疑を認めている。
パトロール中の署員が市内のパチンコ店駐車場で、車検ステッカー(検査標章)の有効期限が切れた車両を見つけ、パトカーで追跡。近くのスーパーの駐車場で男に職務質問をし、無免許が発覚した。
読売新聞オンライン
事件発覚は「車検ステッカーの有効期限が切れ」から始まっています。35年以上に渡って無免許運転が見つからなかったのは、日頃から事故を起こさない安全運転と整備された車両のおかげだったのでしょう。
しかしながら、車検切れという事態に陥ったのは警察が発見した場所、即ちパチンコが関係していると思えてなりません。想像するに男はパチンコにのめり込んでしまい、車検に出す費用すら捻出できない程追い込まれていたか、あるいは、パチンコ依存症特有の全ての第一優先をパチンコにもってくる思考に陥っていた可能性があります。
重度のパチンコ依存症になると、家族との約束・友人との約束・仕事・行政手続きなどよりもパチンコを第一優先にするようになります。ましてや、散髪や歯医者などは限界まで待ち、風邪などは気合で乗り越える傾向にあります。
パチンコホールでは骨折した人が包帯を巻きながら、あるいは松葉づえをつきながら打っている光景も目にすることができます。尋常ではないのです。
ギャンブル依存症とはそういった物事の判断が究極的に鈍くなり、思考がおかしくなっていく恐ろしい病気でもあるのです。
逮捕された男がパチンコ依存症であれば、無免許運転だろうが車検切れの車を運転していようが、何ら不思議ではありません。
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