【報道まとめ】2023年3月に起こったパチンコ関連事件、ギャンブル依存症の実態

https://ganbulingaddiction.com/2023/03/28/news/ギャンブル依存症情報

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  1. 【パチンコが原因】香住海上保安署職員が捜査費など着服し懲戒免職 2023年3月事件
  2. 高校野球部員がパチンコ店への出入りと賭けトランプ行為で日本学生野球協会から処分 2023年3月
  3. マルハン琴似店の出入り口ドアを蹴り破った男が逮捕【器物損壊の疑い】2023年3月
  4. 【事件】パチンコにのめりこみ腹を空かせたか…47歳の男がパチンコ店の景品を盗み逮捕
  5. 【報道】藤沢市2歳児傷害致死からみえるパチンコ依存症という社会問題
  6. 【事件】兵庫県警加古川市のパチンコ店駐車場でナイフを突きつけ脅迫 2023年3月
  7. 奈良市のパチンコ店の窓ガラスをぱちんこ玉で割った男が逮捕、超絶最恐最悪のクソハマリを喰らったのか…
  8. パチンコ店従業員の背中にパンチ炸裂させた男が逮捕、タイムラグ怒りか…
  9. パチンコ店内でパチスロコインを盗み34歳の男が逮捕、容疑認める【2023事件】
          1. 山梨県笛吹市石和町にあるパチンコホール
  10. 飲酒した県職員がパチンコ店駐車場から出る際に事故 懲戒免職の処分【2023年3月】
  11. パチンコ代に充てた…佐賀市職員が市有価物を無断で売り払い懲戒免職処分【2023事件】
  12. 大牟田市のパチンコ店で女性従業員を盗撮した男が逮捕、スリッパに小型カメラ
  13. 銀行職員が4300万横領しパチンコ代や借金返済に充てていた【2023事件】
  14. パチンコで生活困窮して電気ガス止まり闇バイトに手を染めてしまった男…
  15. 高知市消防局の男性所長が活動費を私的流用で懲戒免職、パチンコやスロットに充てていた
  16. パチンコ店男性従業員の胸ぐらを掴んだ65歳の女が逮捕【尼崎市】ICカードめぐり…
  17. 相模原市環境経済局の男性職員がパチンコ店のトレイ破壊、逆にストレスがたまり・・・
  18. 【事件】大阪市平野区のブランド品買取店へ強盗に入った男がパチンコ店で逮捕、捜査員の嗅覚凄し
  19. 奈良県警男性警部が業務上横領、ギャンブルや借金返済に、所在不明でパチンコ店で発見される
  20. 姫路市内パチンコ店駐車場で74歳の男が現金を窃盗、その後パチンコに興じていた所を逮捕
  21. パチンコ店の駐車場で高級車レクサスが盗まれる…残保留・転落覚悟で定期的点検必要
  22. パチンコ店元店長の被告に懲役2年6月、ギャンブルの借金膨らみ1137万円着服
  23. 愛知県清須市の小学校教諭が30万円着服し懲戒免職処分「パチンコやスロットなどに使った」【パチンコ依存症か】
  24. 福岡市立高校元事務職員が部活動の経費364万円を横領、借金返済とパチンコに使う【依存症の疑いあり】
  25. 【ぱちんこ代欲しさ】佐賀県の男性消防士長が無店舗型風俗店で副業し停職1カ月の懲戒処分

【パチンコが原因】香住海上保安署職員が捜査費など着服し懲戒免職 2023年3月事件

2023年3月3日、神戸新聞NEXTの報道です。

第8管区海上保安本部(京都府舞鶴市)は3日、捜査費など計約35万円を着服したり、盗んだりしたとして、香住海上保安署(兵庫県香美町)で勤務していた元次長の男性(50)を懲戒免職とした。

舞鶴海上保安部によると、昨年5月1日~10月15日、執務室の金庫から捜査費や宿舎維持費など約31万8千円を着服。同9月15日~10月12日にも、職場の諸雑費として署員から集めた約3万2千円を同僚の引き出しから盗んだ。

 同10月17日、引き出しの現金が減っていることに同僚が気づいて発覚した。調べに対し、「以前から消費者金融に借金があり、自分で管理するお金ができてやってしまった。パチンコや借金返済に使った」と認め、全額を返済した。同21日に次長職を解かれ、署付となっていた。

 金庫は署長が管理する規定だったが、次長だった男性も鍵を持っていた。

 香住海上保安署は業務上横領と窃盗の疑いで兵庫県警美方署に被害届を出した。海上保安庁は、業務処理や管理監督が不適切だったとして、香住海上保安署の男性署長(58)を減給5分の1(1カ月)とした。

 舞鶴海上保安部の千田亨部長は「職員がこのような事態を起こし、信頼を失墜させたことは誠に遺憾。職員管理を徹底し、再発防止に万全を期する」とコメントした。

神戸新聞NEXT

借金をしてまでパチンコ・パチスロをする行為はギャンブル依存症の疑いありです。

また、パチンコがやりたいが為に犯罪を犯してしまうのも重度のギャンブル依存症者の特徴です。

それは、厚生労働省のホームページや自分が住む自治体のホームページを見ればわかることです。

また、ギャンブル依存症の専門医や依存症者を支援するNPO団体などのホームページなどを閲覧してもいいでしょう。

こういった事例があまりにも多く社会問題となり、ギャンブル依存症対策基本法が制定されたのです。

節度を超えてしまったパチンコ・パチスロ、脳破壊のパチンコ・パチスロがある限り、こういった事件は決してなくならないと思います。

高校野球部員がパチンコ店への出入りと賭けトランプ行為で日本学生野球協会から処分 2023年3月

2023年3月3日、スポーツ報知の報道です。

日本学生野球協会は3日、都内で審査室会議を行い、高校8件、大学1件の不祥事の処分を決めた。

 部内で部員のSNSなりすまし行為によるいじめがあった天王寺(大阪)は1月12日から1か月の対外試合禁止。複数部員のパチンコ店への出入りと賭けトランプ行為があった久御山(京都)は、2月23日から1か月、対外試合禁止となった。

スポーツ報知

高校生がパチンコ…

いつの時代かと思ってしまいますが、今どきの高校生もパチンコをやるのだと初めて認識しました。

若い人たちにお伝えしたいのは、ギャンブル依存症という病気は一度なってしまったら一生付き合わなければならない恐ろしい病気であるということです。

「自分は意志が強いから大丈夫」という言葉は無意味であることを痛切に感じることになります。

文科省には義務教育での「ギャンブル依存症学習」を必須にしてもらいたいと切に願っております。

また、パチンコホールも18歳未満の出入を確認できないのであれば、営業してはならないと思います。

マルハン琴似店の出入り口ドアを蹴り破った男が逮捕【器物損壊の疑い】2023年3月

2023年3月4日、北海道放送の報道です。

3日夜、札幌市西区のパチンコ店の出入り口のドアを蹴って、壊したとして、36歳の自称・会社員の男が逮捕されました。

 器物損壊の疑いで逮捕されたのは、札幌市西区発寒に住む自称・会社員の36歳の男です。
 男は、3日午後9時前、札幌市西区二十四軒のパチンコ店「マルハン琴似店」の出入り口のドアを足で蹴って、ガラス部分を割るなどした疑いが持たれています。
 警察によりますと、男は、犯行直後も出入り口付近にとどまっていて、ほかの利用客も周辺にいました。
 店側は「店の出入り口のガラスを壊された。壊したと言っている人を確保した」と警察に通報、警察官が駆け付けたところ、男は抵抗する様子もなく、任意同行に応じ、4日未明、札幌西警察署で緊急逮捕されました。
 パチンコ店の出入口のドアのガラスには、足の大きさ程度の穴が開き、周囲にもガラスの破片が飛び散っていました。
 調べに対し、男は「自分が負けた腹いせに蹴っ飛ばして壊した」と話し、容疑を認めているということです。
 警察は、当時の状況を詳しく調べています。

北海道放送

パチンコのクソハマリ、クソハマリ単発地獄、STスルー、パチスロの天井単発、確率の向こう側、店員さんの薄ら笑い、常連客からの小言、投稿掲示板での晒し、

パチンコホールでは様々な要因が重なり、怒りの沸点を超えることが度々あります。

そして、怒りがコントロールできなくなると、自分でも思わぬ行動に出てしまうことも…。

器物損壊の疑いで逮捕された男も、「自分が負けた腹いせに蹴っ飛ばして壊した」と容疑を認めており、犯行後、その場にとどまった事から直ぐに冷静を取り戻したのかもしれません。

客を熱くさせることが出来るからのめり込んでもらえる、というギャンブルのメカニズムを言ってしまえばそれまでですが、今のパチンコ・パチスロは決して実りが多いとは言えないようです。

連日のパチンコ関連事件、あまりにも負の要素が多すぎます。

大きな事故の前に予兆のような小さな事故が続くと言いますが、過去にあったパチンコが関わる大きな事件が起こらないことを切に願うばかりです。

【事件】パチンコにのめりこみ腹を空かせたか…47歳の男がパチンコ店の景品を盗み逮捕

2023年3月7日、北海道ニュースUHBの報道です。

パチンコ店の店内に陳列してあった景品を盗んだとして3月6日、自称・47歳の男が逮捕されました。

 窃盗の現行犯で逮捕されたのは、住所・氏名・年齢・職業いずれも自称の札幌市豊平区に住む47歳の無職の男です。

 男は3月6日午後4時20分ごろ、同市厚別区のパチンコ店内に陳列してあった栄養補助食品1個(時価140円)を盗んだ疑いが持たれています。

 警察によりますと、栄養補助食品はパチンコの出玉と交換するための景品でしたが、男は出玉を持っておらず、また所持金も数十円程度だったということです。

 調べに対し、男は「欲しくて取った」と容疑を認めているということです。

北海道ニュースUHB

所持金が数十円になるまでパチンコにのめり込み、そして腹を空かせて景品の栄養補助食品を盗んでしまうという事件…

栄養補助食品1個(時価140円)を盗むまで追い込まれるのがパチンコ依存症の実態です。

運よく、金が尽きていないかどうかの微差です。自分を守ってくれる人が身近にいるかの微差です。

パチンコ業界はこれからさらに厳しい状況となり、ユーザー一人から搾取する金額は高くなる一方と言われています。

経済的に余裕がない人はパチンコ・パチスロから離れないと明日は我が身となるでしょう…。

【報道】藤沢市2歳児傷害致死からみえるパチンコ依存症という社会問題

神奈川県藤沢市で、まだ2歳の男の子の頭部に暴行を加えて死亡させたとして母親のT容疑者(27)が逮捕された事件。取材を進めるとシングルマザーだった田代容疑者の驚くべき生活実態が次々と明らかになっていった。

・・・

実はこの、実の父親とT容疑者はあるところでたびたび目撃されていた。辻堂駅北口のパチンコ店だ。パチンコ店の関係者が語る。

「T容疑者はほぼ毎日と言っていいほど父親と一緒にパチンコに来ていましたよ。それこそお腹の大きい妊婦さんの時代から来ていて、しばらく見かけないなって思ったらお腹がぺちゃんこになっていて。時期的には空来ちゃんを産んだ時期で、出産後もほぼ毎日来ていた。いったい、いつ子育てしてるんだって思ってたんですが、今回の報道を見て、子供が児童相談所に行っていたと知り、納得しました」

時にはT容疑者の弟も参加して、3人で1日中パチンコを打っていたという。
「本当に1日中いるんでお金はどうしてるのかと思ってましたが、『横浜市の朝キャバで働いて終わってからパチンコにきてるんだよ』『お父さんにお金借りてきたー』なんて言っていることもありました」

集英社オンライン

ギャンブル依存症対策基本法にも「ギャンブル依存症と虐待は密接に関連している」とあります。

報道が伝える「借金や育児放棄」という容疑者の行動からもパチンコ依存症の疑いが強いと思われます。

パチンコ依存症となれば理性は崩壊し、セルフコントロールが効かなくなり、例え我が子であっても犠牲にしてしまう事は十分あり得るのです。

このような事件は今に始まったことではなく、過去から現在に至るまで「パチンコ関連事件」は枚挙に暇がありません。

何の罪もない幼い子供が犠牲となる痛ましい事件…。

パチンコ・パチスロで幸せになるのは、ほんの一握りの人たち。

それも多くはユーザー側ではない人たち。

つまり、多くの人の不幸で成り立つビジネス。

社会問題となったパチンコ・パチスロがなくなる日もそう遠くもないのかもしれません…。

【事件】兵庫県警加古川市のパチンコ店駐車場でナイフを突きつけ脅迫 2023年3月

2023年3月9日、神戸新聞NEXTの報道です。

兵庫県警加古川署は9日、暴力行為法違反の疑いで、加古川市の会社員の男(48)を現行犯逮捕した。

逮捕容疑は同日正午ごろ、加古川市野口町のパチンコ店の駐車場で、客の男性にナイフを突きつけ「刺したろうか」などと脅迫した疑い。同署によると、直前に店内で互いの肩が接触したことで被害者に腹立し、駐車場で口論になったという。調べに対し容疑を認めているという。

神戸新聞NEXT

パチンコホールでの客同士の揉め事はよくある事です。

多くのユーザーがパチンコホール内で見て来た光景ではないでしょうか?

特に今回のような客同士が肩がぶつかり揉めるという事は日常茶飯事であり、ギャンブルの場でお互い負けこんでたりした場合などは思わぬ事態に発展することも。

しかし、今回の事件のようにナイフを出すのは卑怯千万であり、ナイフを携帯していたという事は日常的にイキッていたか、あわよくば金銭を脅し取ろうとしていた可能性も考えられます。

一説にはパチンコホールのトイレの構造は、あえて客同士がぶつかりそうな作りになっており、客を興奮状態にさせる意図があると聞いたことがあります。

流石にそういった作りがパチンコホール全体に張り巡らされているとは考えにくいですが、昨今のパチンコは客が負けやすい環境になってますので、トラブルに巻き込まれないようご注意ください。

奈良市のパチンコ店の窓ガラスをぱちんこ玉で割った男が逮捕、超絶最恐最悪のクソハマリを喰らったのか…

2023年3月12日、読売新聞オンラインの報道です。

奈良県警奈良署は10日、パチンコ店の窓ガラスを割ったとして、器物損壊容疑で緊急逮捕した大和郡山市の電気工事士の男性(30)について、地裁が逮捕状を発付しなかったため、釈放した。地裁は逃走する恐れがなく、緊急逮捕の必要がないと判断した。

発表では、男性は9日午後9時頃、奈良市内のパチンコ店で、窓ガラスにパチンコ玉を投げつけて割った疑い。防犯カメラに、犯行の様子や男性の車のナンバーが映っており、署員が10日未明に市内のコンビニエンスストアで男性を発見して緊急逮捕した。

 その後、奈良署が地裁に逮捕状を請求したが、地裁はこれを却下。男性は同日朝、釈放された。同署は、男性が容疑を認めているため、任意で捜査を続けるという。

読売新聞オンライン

パチンコ玉を投げつけて窓ガラスを割るほどですから、よほどそのパチンコ店に対して頭がきたのでしょう。

超絶最恐最悪のクソハマリを喰らったのか、あるいは、超絶最恐最悪の単発地獄を喰らったのか、真実が明かされることは無いと思いますが、どんなに頭にきても器物損壊を働けばユーザー側の負けになります。

あるカジノの経営者が言っていたそうですが、「運営側として最も怖いことは客に勝って帰られることじゃない。客がもう二度と訪れないことなのだ…」と。

パチンコ店にもう二度と行かないこと、これがパチンコ店にとって最大のダメージということです。それはもうこちら側が勝っているようなもんなんだと…。

それでもパチンコ依存症などでパチンコ店に行ってしまい、どうしても悔しい思いをした場合は、こう叫ぶことだと思います。

「イオンになれ!」

古(いにしえ)より言霊(ことだま)という語源が伝わりますが、その魂の言葉は強ければ強いほど、重ければ重いほど、必ず伝わると信じてやみません。

パチンコ店従業員の背中にパンチ炸裂させた男が逮捕、タイムラグ怒りか…

2023年3月12日、中国放送の報道です。

12日午後、広島市パチンコ店で64歳の男が店員の背中を手拳で殴ったとして、逮捕されました。

暴行の疑いで現行犯逮捕されたのは広島市安佐南区に住む64歳の自称・会社員の男です。

警察によりますと、男は、12日午後1時半ごろ、広島市安佐南区緑井にあるパチンコ店で、男性店員(46)の背中を手拳で殴った疑いがもたれています。

2人は面識はなく、殴られた男性店員は「男がマスクを着用していなかったので、マスクつけてくださいと話したら殴られた」と話しているということです。

一方、逮捕された男は、酒を飲んでいて「覚えていない」と話しているということです。

中国放送

パチンコ店従業員の背中を殴るというのは、なかなか香ばしい事件です…。

加害者は64歳の男ですから、軽い身のこなしで従業員の背後に回り込んだとは考えにくいので、注意した客に従業員が背を向ける場面があったのかと推測できます。

マスクを着用するよう注意したが埒が明かず、上位役職者を呼びに行こうとしたのか、あるいは、一度は入店拒否に応じて引き返そうとした加害者が「タイムラグ怒り」によって舞い戻り、業務に戻ろうとした従業員の背中を殴ったのか…

その真相は分かりませんが、仮に従業員の注意の仕方が悪かったとしても、一回り以上も年下の人にものを言われて腹が立ったとしても、手を出したら負けです。

一度でも犯罪を犯したら全国のパチンコ店に入店できないルールを作ってもいいのではないでしょうか。その方がパチンコ依存症者にとっては長い目でみて良い結果になりそうです。

そして、不思議とパチンコ店からの通報が減るような気もするのです……

パチンコ店内でパチスロコインを盗み34歳の男が逮捕、容疑認める【2023事件】

2023年3月13日、テレビ山梨の報道です。
報道では実名ですがここではイニシャルに変えています。

13日午後3時ごろ、山梨県笛吹市石和町内のパチンコ店で男が他の客の箱積みしてあったスロット用コインを盗み換金所へ向かおうとしました。

男の行動を不審に思っていた店員らが他の客のコインを盗むところを目撃。

店員が男に声をかけ男を確保。通報で駆けつけた警察が窃盗未遂の疑いで男を現行犯逮捕しました。

逮捕されたのは東京都青梅市に住む自称・トラック運転手のM容疑者34歳です。

警察によりますとM容疑者は「盗みました」と容疑を認めているということで警察は余罪を含めて動機などの調べを進めています。

テレビ山梨
山梨県笛吹市石和町にあるパチンコホール
  • マルハン石和店
  • ABC笛吹石和店
  • ダイナム山梨笛吹店
  • DAIMARU石和店
  • チャンピオン フォレスト

手慣れた手口から常習犯であったのでしょうか…

あるいは、パチンコで金が尽きどうしてもパチンコがやりたいが為に犯行に及んだのか…

パチンコ・パチスロが打ちたいが為に犯罪を犯してしまうのは、ギャンブル依存症の疑いありです。

最近のニュースでは米国のシリコンバレー銀行が破綻したとありました。

日本経済も今後よくなる要素は少なく、国民の経済は明るくはないと予測されています。

そんな国内において、ギャンブル化したパチンコ・パチスロ・スマスロを規制せずに放置しておけば、連日起こっているような事件は減少することはないでしょう。

それは、ギャンブル依存症対策基本法にも明記されており、国として政府として分かっていることなのですから…

飲酒した県職員がパチンコ店駐車場から出る際に事故 懲戒免職の処分【2023年3月】

2023年3月16日、FBCの報道です。
報道では実名ですがここではイニシャルに変えています。

酒を飲んで正常な運転ができない恐れがある状態で車を運転したとして、県は16日、県栽培漁業センターの職員で小浜市堅海のY企画主査(42)を同日付で懲戒免職の処分にしたと発表した。(3月16日)

県によると、Y企画主査は去年9月11日午前8時半ごろ、小浜市湯岡付近の道路で、アルコールの影響で正常な運転ができない恐れがある状態で車を運転。立ち寄った近くのパチンコ店の駐車場から国道27号に出る際、前輪が歩道の縁石にぶつかって動けなくなった。現場を見かけたパトロール中の警察官が職務質問したところ、呼気から基準値を超えるアルコールが検知された。3月9日に道路交通法違反(酒酔い運転)で罰金60万円の略式命令を受けた。

コンビニで購入した200ミリリットルの焼酎合わせて2本を駐車場に停めた車の中で飲み、そのまま車を運転していたという。酒気帯びよりさらに悪質な酒酔い運転だったことから、県は最も重い処分となる懲戒免職とした。

県は16日、全所属長宛てに飲酒運転の根絶に関する通知を送り、職員への指導や周知を徹底するとともに、再発防止に努めたいとしている。

FBC

飲酒運転も問題だが飲酒した人間をパチンコホールは入店拒否しなかったのかね?

パチンコ代に充てた…佐賀市職員が市有価物を無断で売り払い懲戒免職処分【2023事件】

2023年3月18日、佐賀新聞の報道です。

佐賀市清掃工場(同市高木瀬町)の焼却炉から鉄製の部品などを無断で売り払っていたとして、市は17日、男性会計年度任用職員(69)を懲戒免職処分にしたと発表した。佐賀北署に16日に被害届を提出したことも明らかにした。

 市総務部などによると、職員は循環型社会推進課に勤務。2019年3月までは、清掃工場の事業を委託している会社に在籍していた。

 市は処分理由について「市管理の有価物を窃盗し、市政への信用を失墜させた」などとしている。職員は市の聞き取りに対し、動機について「廃棄物回収業などを営んでいるとする男性から、市有価物の回収と売却の話を持ちかけられた。小遣い稼ぎになればと思った」などと話している。

 19年10月から21年12月までに、市清掃工場の焼却炉の定期修繕で、摩耗した鉄製やステンレス製の部品を無断で売り払い、市に推計で約130万円の損害を与えた。職員は約20万円を不正に受け取り「パチンコ代や生活費に充てた」と話している。全額を返済する意向を示しているという。

 所属職員に対する管理・監督、施設の管理が不十分だったとして、当時の担当課長ら4人を文書による厳重注意、担当部長を口頭による厳重注意とした。

 坂井元総務部長は「市の有価物を窃取し、不当に利益を得るという事件を起こしたことは遺憾。お騒がせしたことを心より深くおわび申し上げる」と陳謝した。(川﨑久美子)

佐賀新聞

パチンコ依存症になると、毎日のように嘘を言う日々が続いていきます。

パチンコ・パチスロを打ちたいが為に、借金をする時・出かけると時・帰りが遅い時・約束を破る時など。

初めは後ろめたい気持ちもありますが、それが日常化していくと自分自身さえも騙すような状態になっていきます。

社会的な信用を失い、友人や知人からの信用も失い、やがては家族からも信用を失うことになり孤立していきます。

そんな状態から経済的に追い詰められた時、パチンコ依存症の深刻段階である「社会的犯罪」にも手を染めてしまうのです。

大牟田市のパチンコ店で女性従業員を盗撮した男が逮捕、スリッパに小型カメラ

2023年3月19日、九州朝日放送の報道です。
※報道では実名ですが、ここではイニシャルに変えています。

19日大牟田市のパチンコ店で、58歳の男が従業員の女性のスカートの中を盗撮したとして現行犯逮捕されました。

警察によりますと、自称・会社員のN容疑者(58)は19日正午すぎ、大牟田市のパチンコ店で従業員の女性のスカートの中を録画機能付き小型カメラで盗撮した疑いがもたれています。

警察は店から「盗撮のような不審な動きをする客がいる」と相談を受けていて、19日午前11時すぎ、男が来店したとの通報を受け駆け付けたところ、不自然に足を伸ばし盗撮するN容疑者を確認し現行犯逮捕しました。

「足のスリッパに仕掛けた小型カメラで盗撮したことは間違いありません」と容疑を認めています。

警察は小型カメラの映像の解析を進めるとともに、余罪も含め捜査しています。

九州朝日放送

まず、容疑者に「なぜ、盗撮の場所をパチンコホールに決めたのか?」と聞いてみたいです。

盗撮自体は許されぬ違法行為であることは言うまでもないですが、なぜパチンコホールなのか…。

盗撮した従業員に強い思い入れがあったのか、それとも常習的盗撮で比較的人が密集していてシャッター音が騒音でかき消される理由でパチンコホールを選んだのか?

もし、後者であるならばとんだ見当違いであると思われます。というのも、パチンコホールは客に対する警戒心がとんでもなく強い場所だからです。

パチンコの世界にはゴト師という存在がおり、彼らは年間に数百億とも推定される金を不正行為によって得ているのです。

また、パチンコホールは連日報道されるように「事件」が頻繁に起こる場所であり、窃盗や器物損壊、暴行・傷害など、枚挙に暇がありません。

つまり、パチンコホールの従業員は客へのサービスを行うと同時に、犯罪抑止のために極めて強い警戒心をもっています。店内の防犯カメラの性能も高く設置数も多いのがパチンコホールなのです。

そんな場所で盗撮など行うものなら不審な動きですぐに気づかれる可能性は高いでしょう。

大牟田市のパチンコ店

ワンダーランド日出町店
つかさ大牟田店
ワンダーランドメタルポリス
ワンダーランド八江店
マルハン大牟田銀水店
夢屋大牟田店
ワンダーランド三池店

銀行職員が4300万横領しパチンコ代や借金返済に充てていた【2023事件】

2023年3月17日、宮崎放送の報道です。

宮崎第一信用金庫は、融資担当の男性職員が、5人の顧客から融資金あわせて4300万円余りを横領していたと発表しました。

(宮崎第一信用金庫の会見)「多大なる迷惑おかけいたしましたことを心より深くお詫びいたします。申し訳ありませんでした」

宮崎第一信用金庫によりますと、清武支店に勤務する融資担当の男性係長が、2012年から先月にかけて、親族や知人あわせて5人に対し、カードローンなどの借り入れを依頼したり、無断で名義を使ったりして、不正に32件の融資を実行。

あわせて4345万円を横領していたということです。

支店内の融資担当は1人となっていて、この男性係長は、支店長の許可を得ずに融資の申し込みから受付まで行っていました。

信用金庫では、年に1回、申し込み書類一式を本部ですべて確認していて、清武支店から未提出の書類が7件あったため、監査を行った結果、事件が発覚しました。

男性職員は横領を認め、「申し訳ないことをした」と話していて、横領した金は、生活費やパチンコ代に使っていたほか、借金の返済に充てていたということです。

宮崎第一信用金庫は、被害者に謝罪し全額を弁済していて、今後、男性係長を懲戒解雇処分するほか、業務上横領の疑いで刑事告訴する方針です。

宮崎放送

この男性職員はパチンコ依存症の疑いが極めて強いと思われます。

犯罪を犯してまでパチンコにのめり込むのが、末期的なパチンコ依存症の特徴です。

いずれはバレてしまう犯罪であっても、当人はその場しのぎで何とかなるという混乱状態に陥り、目先のギャンブルがやりたいとい衝動と勝って返せば良いという誤った思考に陥ります。

どんなに優秀な人であっても、意志が強い人間であったとしても、依存症という病気はそう簡単には克服できないほど恐ろしい病気なのです。

日本国内ではギャンブル依存症は精神疾患のカテゴリーになっていますが、専門家の見解を聴くと脳機能障害という例え方をする人もいます。

借金をしてまでパチンコやパチスロをするようになったら危険信号です。悩んだら公的な相談機関などに相談しましょう。

パチンコで生活困窮して電気ガス止まり闇バイトに手を染めてしまった男…

元記事はこちら↓

闇バイト後悔 遊んで金ない男、空腹で応募…報酬なし 指示役に相談やウソ報告 悲鳴響くもやめず懲役11年(埼玉新聞) – Yahoo!ニュース

被告人質問で犯行グループに入った理由を問われた男は「当時、食べ物も買えないぐらい困窮していて、金のために入った」と説明。給料のほとんどをパチンコやネットカジノにつぎ込み、電気やガスは止まった。

埼玉新聞

闇バイトに応募するきっかけがギャンブルによる経済的困窮…

ギャンブル依存症対策基本法にも「ギャンブル依存症と貧困・借金・犯罪とは密接に関連している」とあり、国内に320万人ものギャンブル依存症者がいるとされる日本においては、今後も闇バイトなど犯罪に手を染めてしまう人間が出てくると予測されます。

お金やギャンブルへのリテラシーが教育されていない日本国においては、ギャンブルができる環境が身近にありすぎるのも原因のひとつであると考えます。

ギャンブル依存症者の中でも最も多いパチンコ・パチスロ依存症。

パチンコ業界は急速にオワコン化していますが、そこから逃げられないパチンコ・パチスロ依存症者はさらに経済的打撃を受け、困窮状態から犯罪に手を染めてしまう可能性は十分考えられます。

政治や有識者は犯罪者の証言の中でなぜ、「パチンコ代がほしかった」「パチンコがやりたいが為」があるのに「公営ギャンブル代がほしかった」というものがないかを精査して頂きたいものです。

高知市消防局の男性所長が活動費を私的流用で懲戒免職、パチンコやスロットに充てていた

2023年3月20日、テレビ高知の報道です。

クラブ活動費を私的に流用していた高知市消防局の男性所長が20日付けで懲戒免職処分となりました。流用額は約380万円で、男性所長は「ギャンブルにはまってしまった」と話しているということです。

懲戒免職処分となったのは、高知市中央消防署西出張所の56歳の男性所長です。男性所長は消防局職員でつくる任意団体「消防局サッカー部」の会計を担当していた2014年4月以降、クラブ活動費から約380万円を私的に流用し、パチンコやスロットといった遊興費に充てていたということです。

2022年の3月に、会計担当の引き継ぎを行った際、男性所長がクラブ活動費を現金で管理していたため、収支の確認ができない状態であることが判明。調査で、金額の不足や銀行口座への不自然な入金・出金が確認されました。

男性所長は私的流用を認めていて、流用額を全額返済していることから、消防局は刑事告発は行わないということです。調査に対し男性所長は「ギャンブルにはまってしまった。市民や組織に迷惑をかけて申し訳ない」と反省しているということです。

高知市消防局の本山和平消防局長は「市民の皆さまの生命・身体・財産を守るべき消防職員がこのような事件を起こしたことはあるまじき非違行為であり、心よりお詫び申し上げます。今後は職員一人ひとりが確固たる倫理観と責任感を持ち、自らを厳しく戒め、職員一丸となって信頼回復に努めます」とコメントしています。

テレビ高知

報道を見ると「銀行口座への不自然な入金・出金」とあります。

恐らく私的流用した男性はパチンコやパチスロをやりたいが為に、使ってはいけないお金を口座から引き出し、お金が入った時には入金という形で事を済まそうとしていたと考えられます。

こういった行動を取るのもパチンコ依存症者の特徴の一つであり、私が出会ったギャンブル依存症者の多くが家庭のお金や家族のお金、時には会社のお金を流用していました。

パチンコ依存症者のマインドとしては、パチンコで勝って返せばよいというものであり、そうなる可能性が低いからこそお金に困っているのに、勝った時の記憶を頼りに「色んな情報を取り入れたから今度こそは大丈夫…」と泥沼にはまっていきます。

ギャンブル依存症はセルフコントロールが不可能な状態であり、目先のギャンブルのために手段を選ばないこともあります。

特にパチンコ・パチスロは音・光・振動・演出といった複合的要素が凝縮された、ギャンブル依存になりやすい性能があると考えられる危険なギャンブルです。

それは国内のギャンブル依存症者320万人のうち8割以上はパチンコ・パチスロ依存症者だという統計も裏付けされるものです。

今回の事象から次に活かす事を考えるならば、職場などで国や地方自治体が推進しているギャンブル依存対策の勉強会などを定期的に取り組むことだと考えます。

パチンコ店男性従業員の胸ぐらを掴んだ65歳の女が逮捕【尼崎市】ICカードめぐり…

2023年3月22日、神戸新聞NEXTの報道です。

パチンコ店で従業員の胸ぐらをつかんだとして、兵庫県警尼崎南署は22日、暴行の疑いで尼崎市の自称飲食店経営の女(65)を現行犯逮捕した。

逮捕容疑は22日午後1時40分ごろ、尼崎市内のパチンコ店で従業員の男性(44)の胸ぐらをつかんだ疑い。「間違いない」と容疑を認めている。

 同署によると、女は客として同店を訪れており、店内で発行されるICカード内の残高の返却を巡って従業員とトラブルになり、店側が110番した。女は酒に酔っていたとみられる。

神戸新聞NEXT

65歳の女性に胸ぐらをつかまれたぐらいで、わざわざ警察よぶかね?

相模原市環境経済局の男性職員がパチンコ店のトレイ破壊、逆にストレスがたまり・・・

2023年3月22日、神奈川新聞の報道です。

相模原市内のパチンコ店内で器物損壊を繰り返したとして、相模原市は22日、環境経済局の男性職員(34)を減給3カ月(10分の1)の懲戒処分にした。

職員は昨年7月4日と同9日、同市中央区のパチンコ店で、トイレにある温水洗浄便座の操作パネルを蹴って壊したとして、今年2月、相模原簡裁に罰金20万円の略式命令を受けた。

職員は同じ店で同様の行為を計5回繰り返したとして、同店に対して損害賠償金(計約28万円)を支払った。市の聞き取り調査に対して「パチンコに負けてストレスがたまっていた」などと話しているという。

神奈川新聞

パチンコホールのトイレに迷惑行為をするユーザーは多いと認識しています。それを裏付けるように、パチンコホール従業員は頻繁にトイレへの巡回を行っています。

トイレへの迷惑行為としては、落書きやトイレ内を汚す行為、そしてトイレ破壊というものがあります。

誇大広告や誇大イベント告知などで集客し、ぼったくり営業を行っていたりするとトイレの環境は最悪な状況になることも…

この報道をみると、同じ店で5回ものトイレ破壊を行っているようですが、そんなにストレスがたまるパチンコ店なら、その店に行かない方がよいのでしょうが、この男性職員もあるいはパチンコ依存症者なのかもしれません。

パチンコ依存症で仕事も忙しく、仕事終わりに行く店も限られるとなれば、こんな事象もあり得ると考えます。

一つ言えることは、今のパチンコ・パチスロはストレスしかないものであり、ストレスがたまるのは当然であるということです。

【事件】大阪市平野区のブランド品買取店へ強盗に入った男がパチンコ店で逮捕、捜査員の嗅覚凄し

2023年3月25日、MBS NEWSの報道です。
※報道では実名ですがここではイニシャルに変更しています。

3月24日、大阪市平野区のブランド品買取店に男が押し入り、現金12万円あまりが奪われた強盗事件で、大阪府警は無職の50歳の男を逮捕しました。

 強盗容疑で逮捕されたのは大阪市平野区に住む無職・T容疑者(50)です。

 警察によりますと、T容疑者は24日の正午前、大阪市平野区のブランド品買取店に押し入り、店長の女性に包丁のような物を突きつけて「金を出せ」などと脅し、現金12万4千円を奪った疑いです。
 
 当時、店内には店長とアルバイト店員の2人がいましたが、いずれもけがはありませんでした。

 警察が防犯カメラ映像を解析するなどした結果、T容疑者が浮上。25日午後6時すぎ、大阪市浪速区のパチンコ店にT容疑者がいるのを、捜査員が見つけたということです。

 取り調べに対しT容疑者は、「生活費、ギャンブル費が欲しくて事件を起こしました」と容疑を認めているということです。

MBSnews

強盗をした動機が「生活費、ギャンブル費が欲しくて事件を起こしました」ということ。また、逮捕された場所がパチンコ店だったという状況から、容疑者はギャンブル依存症の可能性が極めて高いと思われます。

パチンコなどにのめり込み、ギャンブル依存症となって経済的に困窮すると犯罪に手を染めてしまうのは、重度のギャンブル依存症者のセオリーです。

それはギャンブル依存症対策基本法にも明記されており、連日のパチンコ関連事件からみても裏付けられています。

ギャンブル依存症が自己責任では片づけられない程に社会問題になったからこそ、法律の制定や保険適用の病気と認定されたわけであり、そこに国民の税金が投入されている以上、公営ギャンブル以外で唯一放置されてきたギャンブルについて、国家として見直さなければならないのではないでしょうか。

奈良県警男性警部が業務上横領、ギャンブルや借金返済に、所在不明でパチンコ店で発見される

2023年3月24日、毎日新聞の報道です。

奈良県警は24日、捜査費計約46万5000円を私的流用したとして、奈良署刑事1課長だった40代の男性警部を業務上横領容疑で奈良地検に書類送検し、懲戒免職処分にした。

 送検容疑は2022年12月~23年1月、4回にわたって捜査費計約46万5000円を着服し、ギャンブルや借金返済に充てたとしている。警部は「多くの方に迷惑をかけて申し訳ない」と容疑を認め、全額を返済したという。

 県警監察課によると、捜査費は捜査協力の謝礼や緊急時の交通費などに使われる。毎月初旬に署長が事件担当の課長に渡し、課長が各課員に配布。課長は月末までに残額を回収し、翌月初旬に署長に返す仕組みだった。警部は課員から回収した捜査費の残額を私的流用し、署長に返すまでの間に親族からの借金で穴埋めしていたという。

 やりくりがつかなくなった警部は2月1日から無断欠勤し、所在不明に。行方を捜していた県警が同5日に大阪府内のパチンコ店で発見し、事情を聴いていた。

 松井高志・県警首席監察官は「職員に対する指導を徹底し、再発防止に努めてまいります」とのコメントを出した。【川畑岳志】

毎日新聞

パチンコ業界を管轄する警察であっても、連日パチンコ関連事件が起こり、その実態を熟知している警察であったとしても、パチンコ依存症に罹患してしまえば制御は不可能になるのです。

それは病気であるからです。WHO(世界保健機関)や日本国内でも認定された精神疾患であるからなのです。

当人の意志の強さだけでは乗り越えることが困難な病気でもあり、適切な環境や適切な処置が必要と専門医が言う病気なのです。

花粉症になる人とならない人がいるように、意志の強さに関係なく体質や性質によって個人差があり、誰がギャンブル依存症になってもおかしくないと表現した専門家もいます。

パチンコ・パチスロの遊技人口が720万人とされており、厚生労働省のデータをもとにすると、その内パチンコ・パチスロ依存症者は推定256万人とも言われており、実に遊技者の3人に1人以上はギャンブル依存症という異常な状態でもあります。

国内に256万人ものパチンコ依存症者がおり、連日のようにパチンコ関連事件が報道されている現状において、パチンコ・パチスロへの見直しが国家として行う必要があると思えてなりません。

同時に教育の場や社会の中でも、さらなるギャンブル依存症啓発運動が必要と考えます。

姫路市内パチンコ店駐車場で74歳の男が現金を窃盗、その後パチンコに興じていた所を逮捕

2023年3月27日、サンテレビの報道です。

駐車場に止めてあった車から現金2万円を盗んだとして、兵庫県警姫路署は3月27日、74歳の無職男を逮捕しました。

窃盗の疑いで逮捕されたのは、姫路市に住む74歳の無職の男です。

警察によりますと男は、27日午後1時10分ごろ、市内のパチンコ店の駐車場に止めてあった普通乗用車から現金2万円を盗んだ疑いが持たれています。警察の調べに対し男は、容疑を認めているということです。

車の持ち主の男性(73)が近くで友人と話していたところ、助手席のドアを開けて車内を調べている男に気付き、持っていたスマートフォンで撮影。男が立ち去った後車に戻り確認したところ、現金がなくなっていました。

撮影した画像を元に男性が店内を探していると、男はパチンコに興じていたということです。
警察は、男がパチンコの軍資金目的で現金を盗んだ可能性もあるとみて、詳しく調べています。サンテレビ

パチンコの軍資金目的で窃盗を犯してしまう。男はギャンブル依存症の疑いが極めて強いです。

パチンコホールには年金生活者であろうお年寄りが多くいますが、現行のパチンコ・パチスロに絶望した多くのお年寄りのユーザーは、1円パチンコや5円スロットなど低貸しレートを興じています。

4円パチンコや20円スロットはもはや遊びの範疇ではないからです。

しかしながら、現行のパチンコ・パチスロでは例え低貸しだったとしても、遊びを体感できないまま平気で1万円がなくなっていく仕様なのです。

そして、パチンコホールも経営が厳しくなっている昨今にあって、低貸しからも利益がでるような調整にしているため、ますますお年寄りのユーザーは遊べない状態になっているようです。

節度を超え営利主義に走ったパチンコ業界は、もはや庶民の娯楽などと呼べるものではなく、弱者を追い込むギャンブルとさえ言えるシロモノなのです。

パチンコ店の駐車場で高級車レクサスが盗まれる…残保留・転落覚悟で定期的点検必要

2023年3月27日、FBS福岡放送の報道です。

先週、福岡市などで、高級車『レクサス』が盗まれる被害が3件相次ぎました。

25日朝、福岡市中央区春吉のパチンコ店のコインパーキングで、「駐車場に止めていたレクサスがなくなった」と所有者の男性から警察に通報がありました。

警察によりますと、盗まれたのは高級車『レクサスLX』で、3月23日以降、福岡市東区と福岡県糟屋郡でも自宅やマンションの駐車場から『レクサスLX』が盗まれたということです。被害は、3台あわせて3100万円相当にのぼります。

ことし1月には、北九州市小倉北区でも『レクサスLX』が盗まれる事件が起きました。犯行には車の制御システムに接続する『CANインベーダー』が使われたとみられています。今回、連続発生した3件もこの手口の可能性があり、同一犯の疑いがあるということです。

警察は被害を防ぐために、タイヤロックやハンドルロックで、物理的に車を動かせないようにする対策を呼びかけています。

FBS福岡放送

パチンコホールによっては、駐車場を含む敷地内の定期的な巡回を行っているところもあります。

それは、こういった車両盗難や車上荒らし、こどもの車内放置がこれまでに多く起こったからです。

想像以上にパチンコホール及びパチンコホール周辺は治安が悪くなっており、自店の駐車場などの巡回を定期的に行っていないパチンコホールは注意が必要です。

現在あるパチンコは、一度大当たりすると場合によっては高確率状態が終わるまで、その場から離れられないなどあり、トイレを我慢しながら打つ人もいるようです。

先日、友人に急用があり電話をしたところ、騒がしい騒音の中、「残保留があるから後でかけ直す!」という言葉と共に電話が切れ、その声から、ガンギマリした目でパチンコを打つ友人が想像できました。

折り返したの電話がかかってきたのは1時間後のことでした…。

総合的観点からパチンコホールには行かない事をおすすめします。

パチンコ店元店長の被告に懲役2年6月、ギャンブルの借金膨らみ1137万円着服

2023年3月29日、佐賀新聞の報道です。

業務上横領の罪に問われた佐賀市のパチンコ店元店長被告(54)に対し、佐賀地裁は28日、懲役2年6月(求刑懲役3年6月)を言い渡した。売上金からの着服額は計1137万円に上り「犯行結果は重大」とした。

 瀧田佳代裁判官は「ギャンブルなどのため借金が膨らみ、着服を繰り返した。売上集計資料に改ざんを加え、酌むべき事情は乏しい」と指摘した。

 判決によると、2019年9月から21年8月、店長だった市内のパチンコ店で113回にわたり計1137万円を着服した。

佐賀新聞

ギャンブルで借金が膨らみ犯罪を犯してしまう…元パチンコ店店長はギャンブル依存症の疑いが極めて強いと思われます。

ミイラ取りがミイラになってしまう…そんな言葉を彷彿とさせる事件ですが、ギャンブルというものがどういう仕組みなのか、パチンコというものがどういう仕組みなのか、そういった事を熟知しているパチンコ店店長ですら、ギャンブル依存症になってしまうのが、この病気の恐ろしところなのです。

一度、ギャンブル依存症に罹患すれば、薬物依存症者と同じように一生この病気と付き合っていかなければならない、まさに人間やめますか、それともパチンコやめますかと言っても過言ではないでしょう。

愛知県清須市の小学校教諭が30万円着服し懲戒免職処分「パチンコやスロットなどに使った」【パチンコ依存症か】

2023年3月29日、メーテレの報道です。

愛知県清須市の小学校に勤務する男性教諭が、親睦会の会費など約30万円を盗んだり着服したりしたとして懲戒免職処分を受けました。

 懲戒免職処分を受けたのは、清須市の古城小学校に勤務する男性教諭(34)です。

 県教育委員会によりますと男性教諭は2021年7月から2022年11月にかけて、校長室の金庫に保管してあった親睦会費など22万円余りを盗みました。

 また自分で集めた修学旅行の引率者の負担金7万2千円を着服しました。

 「パチンコやスロットなどに使った」と話しているということです。

 また車を運転中に死亡事故を起こした岡崎市の中学校の男性教諭(29)など3人も懲戒処分を受けています。

メーテレ

連日のように報道されるパチンコ関連事件。今度は子供たちに教育をする立場の人間。

しかしながら、ギャンブル依存症は地位や名誉に限らず襲い掛かる恐ろしい病気です。

犯罪を犯してまでパチンコやスロットをやってしまう行動は、ギャンブル依存症の可能性が極めて高いでしょう。

文部科学省及び教育委員会への提案は、義務教育の中で「薬物乱用防止教育」を取り入れているように、「ギャンブル依存症啓発・教育」を必須とすることです。

現状の日本国内はギャンブルのリスクを知らされていな中で、あまりにも賭場が多く、安易に賭け事ができてしまう環境が問題だと考えます。

福岡市立高校元事務職員が部活動の経費364万円を横領、借金返済とパチンコに使う【依存症の疑いあり】

2023年FBS福岡放送の報道です。

福岡市教育委員会は、2022年3月まで市立高校で勤務していた元事務職員の男性(61)が、2018年度から2021年度にかけて、保護者などから集めた部活動の経費約364万円を横領していたことも明らかにしました。

元事務職員は「借金の返済やパチンコなどの遊興費にあてた」と説明し、すでに全額返金したということです。福岡市教育委員会は、被害届を出すかどうか警察に相談しています。

FBS福岡放送

元事務職員が教育という仕事を選んだのも、子どもたちが好きで教育の場を選択したという初心があるはずです。それにも関わらず、子どもたちのためのお金を横領してしまう…。

横領の原因が「借金とパチンコ」ということですから、この件についても元事務職員はギャンブル依存症の可能性が極めて高いと思われます。

どんなに崇高な目的をもって上り坂、下り坂を着実に歩んでいたとしても、ひとたびパチンコ依存症になれば真坂に陥ります。

世の中には依存症と闘う有名人が多くいますが、その人たちも決して弱い人間の部類ではなく、大変な競争社会で勝ち抜いてきた強さをもった人々です。

そんな人物でも依存症という病気は簡単には打ち破れない恐ろしい病気なのです。また、依存症は「否認の病気」とも言われており、誰もが「自分は違う!」と認知できない病気でもあるのです。

だからこそ、厄介であり、断片的に依存症のことを知ると自らが大きく傷つくことになりますが、正しく認識することによって、病気を受け止め、さらになぜ依存症になってしまったのかという、自己の奥深くまで探求する良い側面もあります。

それは、新たな自分自身を知り、目の前が開けるように生きる事の目的が明確化していくこともあるのです。

元事務職員も反省をすると共に、ギャンブル依存症かどうかの診断も同時に受けることを願っております。

【ぱちんこ代欲しさ】佐賀県の男性消防士長が無店舗型風俗店で副業し停職1カ月の懲戒処分

2023年3月30日、佐賀新聞の報道です。

佐賀県の鳥栖・三養基地区消防事務組合は30日、許可なく副業をしたとして、無店舗型風俗店に登録し風俗サービスのアルバイトをしていた30代の男性消防士長を、停職1カ月の懲戒処分にしたと発表した。

 組合によると、職員は2021年11月に無店舗型風俗店に登録。今年3月までに約10回、佐賀、福岡、熊本県内のホテルで女性向けに性的サービスを含むマッサージや有償の通話サービスを行い、計約11万円の報酬を得ていた。出張サービスは非番や休日に行い、有償の通話サービスやSNS、電話による店・顧客との日程調整は仮眠時間など勤務中にも行っていたという。

 今年3月14日、「消防職員が風俗の副業をしているが、認められているのか」と匿名の封書が組合に届き、本人に事実確認後、アルバイトを辞めさせた。動機は「パチンコなどの遊興費に充てるため、自由に使える金を捻出したかった」といい、本人は「浅はかな考えで住民・関係機関に多大な不信感を与え、深く反省している」と話しているという。

 職員の懲戒処分に伴い、指導・監督不適正として消防長ら上司4人を訓告処分とした。消防長は「住民の信頼を裏切る結果となり、深く反省をしている。全職員に綱紀粛正、規律徹底を図り住民からの信頼回復に向け取り組んでいく」と陳謝した。(樋渡光憲)

佐賀新聞

2023年3月に起こった二十数件のパチンコ関連事件の中では、強盗・窃盗・横領・器物損壊のような刑法に触れる事件ではなく、服務規程違反ですから軽い内容ではないでしょうか。

副業内容が奇をてらっているというか、市民からすると戸惑う内容ですのでそこがフォーカスされていそうです。

いずれにしても、自力で稼いでパチンコをしようという段階であれば、ギャンブル依存症であったとしても軽度の可能性があります。この機会にパチンコ・パチスロを一切やめることが賢明と思われます。

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