そこまでしてパチンコ代が欲しいのか…
ギャンブル依存症者は正常な人から見れば唖然とする行動を取るものです。
ですが、ギャンブル依存症はれっきとした病気であり、当人はギャンブルがやりたいが為に常軌を逸した行動を取ってしまい、セルフコントロールが不可能な状態になるのです。
容疑者をかばうつもりはないですが、当人は「パチンコで勝って返す。長いもをつけて」と本気で思っていたことは間違いないでしょう。
2023年2月1日、東奥日報の報道は以下です。
野辺地署は31日、「ナガイモで返すので、ガソリン代を貸して」などと偽り、面識のない人物から現金をだまし取ったとして、昨年12月に詐欺容疑で逮捕した本籍青森県五戸町、住居不定、無職の被告の男(60)=詐欺罪で起訴=による被害が24件に上ることを明らかにした。被害総額は5万円。
同署の調べによると、被告は2017年5月~昨年12月に青森県南地域の一軒家を訪れ、「ガソリン代を貸してほしい。返済時にナガイモも付ける」などとうそを言う手口で、1件につき千~5千円をだまし取る犯行を繰り返していた。15日の新聞で逮捕が報道されて以降、同署などに被害の申告が相次いだという。
被害者は当時23~88歳の男女各12人。野辺地町11件、八戸市6件、三沢市3件、十和田市とおいらせ町各2件だった。24件のうち5件は未遂に終わった。
被告はいずれも容疑を認めており、生活費やパチンコ代に充てていた。各地を転々と車上生活していたという。
同署は昨年12月14日に詐欺容疑で被告を逮捕し、1月3日に同容疑で再逮捕。同月18日に同容疑で2件を青森地検に追送致し、捜査を終結した。
東奥日報
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