パチンコユーザーなら、この報道を聴いて「まあ、ありそうな事だな」と思うのではないでしょうか。
パチンコ客の仲間同士での金銭貸借はよくあることことで、私自身も経験があり、パチンコ店で何度も目にしてきた光景ではあります。
中には相手の名前すら知らない、そのパチンコ店でしか顔を合わせない者同士が金銭貸借をすることだって珍しくありません。
それほど、ギャンブルの場であるパチンコ店内は混とんとしてますし、貸す方も「お互い様」「自分も困った時に借りることもある」といったマインドを持っていたりします。
そもそも、お金を借りてまでパチンコをする行為は「ギャンブル依存症」に罹患している可能性が高く、ギャンブル依存症者は、「ギャンブルで勝って返す」という思考に陥りがちです。
そして、勝って返すことなどほとんど出来なく、返す当てがなくなれば、今回の事件のように返済しないまま月日が流れ、トラブルに発展する事は十分に考えられることなのです。
きっと、この事件の背景にあるものは、氷山の一角であり、日本全国パチンコ店の近くに潜んでいるといっても過言ではありません。
2023年1月18日、北海道放送の報道は以下のとおりです。
去年6月、札幌市内のパチンコ店で知人男性の頭部を殴った疑いで、今月18日、建築業の46歳の男が逮捕されました。
暴行の疑いで逮捕されたのは、札幌市南区に住む、建築業の46歳の男です。
この男は、去年6月12日午後5時前、札幌市南区川沿11条1丁目のパチンコ店で、49歳の知人男性の右耳付近を左手で1回殴った疑いが持たれています。
2日後に、被害にあった男性から警察に「殴られた」という趣旨の通報があり、事件が発覚、警察はその後、裏付け捜査を進め、7か月余り経った今月18日、建築業の男を逮捕しました。警察によりますと、49歳の男性はパチンコをしていて、椅子から立ち上がったところ急に男に殴られたということです。
2人の間には、金銭のトラブルがあったということですが、具体的にどちらがいくらを借りていたかなどはわかっていません。
調べに対し、男は「間違いない」と容疑を認めているということで、警察は、暴行をはたらくに至った動機などを調べています。
北海道放送
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