2023年1月12日、埼玉新聞の報道は以下のとおりです。
埼玉県内の事務所などに侵入して窃盗などを繰り返したとして、大宮署は11日、建造物侵入、窃盗の疑いで住居不定、解体作業員の男(37)=窃盗などで公判中=をさいたま地検に追送検し、捜査を終結した。同署はこれまでに窃盗など61件(被害総額約331万円)を確認、いずれも立件した。
追送検容疑は2017年10月14日から昨年6月2日までの間、蓮田市内にある配管業者の倉庫など2カ所に侵入し、給湯器など225点(時価合計約286万円相当)を盗んだ疑い。「パチンコ代や生活費を稼ぐために窃盗した」と容疑を認めているという。
同署は昨年7月9日~11日にかけて行田市内のガス施工業者に侵入し、ガスコンロなど3点(時価合計約4万円)を窃取したとして、10月27日に建造物侵入と窃盗容疑で男を逮捕し、関連を捜査していた。11月には大麻取締法違反(所持)容疑で再逮捕されていた。
同署によると、男は蓮田市内の配管業者に勤務していたことがあり、行田市内のガス施工業者はその取引先だった。ガス施工業者の事務所建物の外には関係者が使用する事務所の鍵が隠されていて、男は業務の都合で鍵の存在を知り、犯行時に使用したこともあったという。盗んだガスコンロなどは自ら県内の買い取り店に持ち込んで売却していた。
埼玉新聞
パチンコ代を稼ぐ理由で窃盗を働く事件が多すぎます。
そこには「ギャンブル依存症」という社会問題化されている病理が隠れています。
お金の学習もギャンブルというものへの学習も義務教育の中で必修となったいない中で、日本国内に現況あるギャンブル環境は、あまりにも国民にとってフェアではないでしょう。
事前にリスクを教えない中で、ギャンブルができる環境にあり、ギャンブル依存症になったら自己責任と片づけるのには、あまりにもアンフェアであり、消費者保護の観点からいっても問題であると言わざるを得ません。
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