「パチンコをする金をつくるために」という動機により、有印公文書偽造と有印私文書偽造の疑いで柏市若柴に住む無職の男(57)が逮捕されたという報道がありました。
男は詐称した氏名、住所、生年月日などを記載したマイナンバーカードと健康保険証を偽造して、消費者金融から金を騙し取った疑いがもたれています。
2022年11月16日の千葉日報の報道によると以下のとおりです。
柏署は15日、有印公文書偽造と有印私文書偽造の疑いで柏市若柴に住む無職の男(57)を逮捕した。
逮捕容疑は3月上旬~中旬に、詐称した氏名、住所、生年月日などを記載したマイナンバーカードと健康保険証を偽造した疑い。
同署によると、偽造に気付いた消費者金融が110番通報した。「パチンコをする金をつくるために作った」と容疑を認めている。偽造した身分証を使い消費者金融から金をだまし取った可能性があるとみて捜査している。容疑者は通院歴があるという。
千葉日報
パチンコがしたいが為に犯罪を犯してしまう・・・
何も驚く事ではありません。
医学的見地にたっても、パチンコ依存症は病気であり、貧困、借金、犯罪というプロセスをたどる事例は枚挙に暇がありません。
ギャンブル依存症対策基本法にも、「ギャンブル依存症と貧困、借金、犯罪は密接に関連している」と明記されています。
社会的犯罪を減少させたい、犯罪を犯す人を減らしたいという考えがあるならば、ギャンブルに対する教育と環境整備、ルール設定が不可欠であると考えます。
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