こんにちは。バーサスです。
今回はパチンコに関わる事件をまとめてみました。
殺人などの重大事件から窃盗などの事件まで最新のものです。
ギャンブル依存度を診断するテストでは、「社会的な犯罪を犯してまでパチンコ・パチスロをしたことがあるか?」という設問があるくらいです。
パチンコ・パチスロと犯罪は切っても切り離せない因果関係があると考えます。
それではご覧ください。
大阪旭パチンコ店男性殺害事件
2010年5月25日午後9時頃、大阪のパチンコ店パーラー千林で客が客に刺殺された事件。犯人はホール店内で遊戯中の客の首を後ろから折り畳みナイフで刺して殺害、駆けつけた警察官に現行犯で逮捕されました。
大阪府警旭署員が駆けつけると、店内で男性が首から血を流して倒れており、間もなく病院で死亡が確認された。署員が店の外にいた同区今市1の無職、容疑者(35)=いずれも自称=を殺人未遂の疑いで現行犯逮捕し、殺人容疑に切り替えて調べている。
容疑者は「刺すのは誰でもよかった」と話しているようだ。
旭署によると、死亡したのは運転免許証から、近くに住む男性(43)とみられ、身元の確認を急いでいる。容疑者は「生きているのが嫌になった。刺した男性のことは知らない」などと供述している。
捜査関係者や店員らによると、容疑者は店に侵入した直後、パチンコ台で遊んでいた被害者の背後から折りたたみナイフ(刃渡り8センチ)で首もとを一突きした際、何も言わずに犯行に及んでいた。
容疑者(35)が店に入るなり、出入り口に一番近いパチンコ台で遊んでいた男性を襲っていたことが26日、分かった。
捜査関係者や店員、客らによると、事件当時、店内はほぼ満席で約200人の客がおり、死亡した男性は北側出入り口に最も近いパチンコ台で遊んでいた。
容疑者は店に入った直後、持っていた折りたたみナイフ(刃渡り8センチ)で男性の首を切りつけたという。
旭署によると、男性は右耳の下付近の首に深い刺し傷が1カ所確認された。これが致命傷とみられ、司法解剖して死因を詳しく調べる。
一方、店内の防犯カメラには、容疑者がいきなり男性の首もとを切りつける姿が記録されていた。
旭署のこれまでの調べで容疑者は「生きるのが嫌になり知らない人を刺した」と供述していることがすでに判明。「精神疾患で通院している」とも説明しているが、診察券は持っていなかった。
被害者は、首を手で押さえてパチンコ台から立ち上がり、店の中の方向へよろめきながら数メートル歩き倒れた。店員が駆け寄り、被害者の首の辺りを抑えたが、出血は止まらなかったという。
被害者が利用していたパチンコ台付近に、凶器の折りたたみナイフが血にまみれて落ちていた。被害者は救急搬送時、すでに意識がなかったとの事。
一方の容疑者は店の前に出たところで、呆然とした様子で、正座か座禅のような姿勢で座り込んでいたらしい。
派手なオレンジ色のシャツにジーンズ姿。警察官の問いかけに抵抗する様子も見せず、パトカーの後部座席に乗り、連行されたとの事。
容疑者は、愛媛県出身。同県内で平成9年と12年にナイフを使用したバスジャック事件を、16年に火炎瓶を持って市営住宅で姉を人質に取る立てこもり事件を起こし、3事件すべてで実刑判決を受けているとの事。
殺人容疑などで逮捕された無職の男性容疑者(35)=同区今市1=が、「自分の人生を狂わせたパチンコに復讐(ふくしゅう)したかった」と供述していることが分かった。
旭署によると、容疑者は事件当日、別のパチンコ店で負け、所持金が数百円になったことに立腹。自宅に近い事件現場のパチンコ店に入った直後、目の前にいた男性の首を刺して殺害したという。調べに「負けることが多く、パチンコが許せなくなった。目立つような大きなことをして死刑になりたかった」とも話しているようです。
大阪旭パチンコ店男性殺害事件: ASKAの事件簿 (txt-nifty.com)
大阪此花区パチンコ店放火殺人事件
2009年7月5日、大阪此花区にあったパチンコ店の店内で男がガソリンを撒いて火をつけ逃走、多くの人が犠牲となった痛ましい事件。
2009年7月5日、大阪市此花区四貫島1丁目の阪神なんば線千鳥橋駅南側繁華街の一角・商店街の入り口付近にある雑居ビル「児島建設ビル」の1階に入居していたパチンコ店が放火される事件が発生。
通報を受けた消防隊が駆けつけて消火作業を行なったが店内はほぼ全焼。焼け跡から、客の女性2人と男性1人、従業員の女性の計4人が焼死体で発見された。
他にも19人が重軽傷を負う事態となった(1か月後の8月7日に重症の患者が死亡して死者は5人になった)。店員らの証言によるとガソリンをまいて火を点けて逃げた不審な男がいたということで大阪府警は現住建造物等放火・殺人・殺人未遂容疑で捜査を開始。
事件の翌6日に山口県警岩国警察署に男Tが出頭して犯行を自供したため逮捕された。Tは消費者金融などからの借入れが約200万円前後あり、その返済をすることができずに嫌気がさして事件を起こしたと動機を語った。
2016年2月23日、最高裁第三小法廷(山崎敏充裁判長)は「執行方法(絞首刑)を含め、死刑制度は合憲であることは過去の判例からも明らか。人出が多い日曜日のパチンコ店を狙った計画的な無差別殺人で極めて残酷かつ悪質。遺族の処罰感情も峻烈」として、上告を棄却する判決を宣告したため、Tの死刑が確定した。また弁護側は裁判中死刑の絞首という執行方法は「憲法が禁じる残虐な刑罰」であるとし、絞首刑は憲法違反であると主張していたが、同小法廷は「死刑制度が執行方法を含めて合憲なことは判例から明らか」とこれについても退けた。
大阪此花区パチンコ店放火殺人事件 – Wikipedia
パチンコ店副店長窃盗事件
2021年7月21日午後から22日朝までの間に、パチンコ店従業員・Y容疑者(33)が自身が副店長として働く福岡・飯塚市のパチンコ店の金庫から、現金およそ1,270万円を盗んだ疑いが持たれている事件。
山田容疑者は、金庫の鍵を持っていて、店の防犯カメラには、山田容疑者が現金を持ち出す様子が映っていた。山田容疑者は、車で逃走していたが、28日に岡山県内のボートレース場で見つかり、逮捕された。山田容疑者は、「借金返済のために取った」などと話し、容疑を認めている。
(テレビ西日本)
札幌市厚別区パチンコ店建造物損壊事件
2021年4月、札幌市厚別区のパチンコ店の壁を蹴り、穴を開けたとして34歳の男が逮捕されました。
パチンコ店の壁を“腹いせ”に蹴って壊すという愚行の結果、防犯カメラなどで、3か月後に逮捕。34歳の容疑者は「2~3万円負けた」と供述しています。
建造物損壊の疑いで逮捕されたのは、札幌市清田区の34歳のアルバイト従業員の男です。この男は4月18日午後4時40分ごろ、札幌市厚別区のパチンコ店で、店舗と駐車場をつなぐ通路の壁を蹴り、壊した疑いが持たれています。壁は石膏ボードでできていて、タテ15センチ、ヨコ11.5センチの穴が開きました。
警察によりますと、防犯カメラの映像から男の車などを割り出し、事件発生から3か月ほどの26日午後、逮捕に至りました。取り調べに対して34歳のアルバイト従業員の男は「パチンコで2~3万円負けた。間違いありません」などと話していて、容疑を認めているということです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/a7c53ff07f0e3d0458bc62264ec431985bdce2c5
横須賀市連続ひったくり事件
横須賀市で連続ひったくり犯(21)を逮捕。2021年7月26日未明、横須賀市内で女性からカバンをひったくった上ケガをさせたとして、21歳の男が逮捕されました。付近では直前にも同様の事件があり、県警は男が関与したとみて調べています。
強盗致傷の疑いで逮捕された髙本悠稀容疑者(21)は午前0時すぎ、横須賀市三春町の路上で女性が持っていた現金約3万8000円が入ったカバンを奪った際、女性を転倒させ軽傷を負わせた疑いが持たれている。
調べに対し、高本容疑者は容疑を認めていて、「パチンコに負けてお金がなかった」と供述。また、この1時間半ほど前には、近くの根岸町でも60代の女性がバッグをひったくられる事件が起きていて、県警は、高本容疑者が関与したとみて調べています。
「お金に困っていた」横須賀で70歳の女性からカバンをひったくりケガを負わせた男を逮捕(FNNプライムオンライン) – Yahoo!ニュース
北海道苫小牧市自動車衝突事件
暴走車が自転車の男性はね、車への衝突も繰り返しました。男は殺人未遂と傷害の疑いで逮捕されたました。捜査関係者などによると、桜庭容疑者は事件直前パチンコ店に行っていて、「運転前からイライラした状態で走行していた」などと話したようです。
暴走車が自転車の男性はね、車への衝突も繰り返す…逮捕の男は“クラクションに立腹”【北海道発】自転車に乗った男性を勢いよくはねる軽乗用車。さらに別の乗用車に衝突を繰り返す衝撃の映像が、北海道苫小牧市のコンビニエンスストアの駐車場でとらえられた。男は殺人未遂と傷害の疑いで逮捕された。2人がケガをする事態となった危険な運転の背景に何があったのか。コンビニエンスストアの駐車場で、猛スピードで自転車に衝突する軽自動車。はねられた66歳の男性は、地面に投げ出される。
幸いにも軽傷だったが、現場は騒然とした。
はねられた男性は「やられた。救急車も呼んで」
男性をはねた暴走車はさらに…その後、男性をはねた軽自動車は、駐車場内の別の乗用車に衝突する。
警察は自転車の男性に対する殺人未遂の現行犯と、衝突された乗用車の女性に対する傷害の疑いで、苫小牧市に住む無職の桜庭豊容疑者(32)を逮捕した。
きっかけは「車線変更」…捜査関係者などによると、この事件の前、被害にあった女性が運転する乗用車の前で、桜庭容疑者の軽自動車が急な車線変更をしたため、クラクションを鳴らした。桜庭容疑者はそれに腹を立て、道路上で車を繰り返し衝突させたのだ。
その後、コンビニエンスストアの駐車場の入り口で、被害者の乗用車を押すような形で衝突。
白煙を上げながら車に衝突した。
通報した男性の方にも向かう…この異常な運転を目撃した自転車の男性が警察に通報していたところ、桜庭容疑者は進路を変え男性をはね飛ばした。
桜庭容疑者は衝突させたことは認めているものの、男性に対する殺意は否認しているということだ。
捜査関係者などによると、桜庭容疑者は事件直前パチンコ店に行っていて、「運転前からイライラした状態で走行していた」などと話していることがわかった。
桜庭容疑者は、事件を通報しようとした自転車の男性もはねた殺人未遂の現行犯で逮捕されていて、引き続き捜査が行われている。
暴走車が自転車の男性はね、車への衝突も繰り返す…逮捕の男は“クラクションに立腹”【北海道発】 (fnn.jp)
群馬パチンコ店員連続殺人事件
2003年2月23日に群馬県伊勢崎市と太田市で発生し、被害者が埼玉県行田市の福川に遺棄された強盗殺人事件です。加害者2名はパチンコ仲間であり、加害者と被害者2名はパチンコ店の同僚でした。
裁判で被告2名は「わずか2ヶ月の間に2度も殺害を繰り返した極悪非道な犯行」と断罪され、死刑が求刑され確定しています。
群馬県太田市東矢島町の元パチンコ店員で無職T(当時36歳)は、パチンコ仲間だった栃木県河内郡南河内町(現・下野市)薬師寺のコンビニ店員O(当時25歳)と共謀し、2003年2月23日午前1時ころ、Tの元同僚である伊勢崎市のパチンコ店員A(当時47歳)を、勤務先兼住居の同市山王町「M」から向かいのコンビニへ買い物に出かける際に呼び止め、Oの乗用車に乗せて勢多郡宮城村(現・前橋市)の山林に連れ込み路上でロープで首を絞めて殺害した。Aの遺体をトランクに積み、伊勢崎市に戻ったTとOは、午前3時ころ、Aが持っていた鍵を使い警備システムを解除した上で店舗に侵入。売上金300万円を奪ったのち、埼玉県行田市北河原の福川水門までAの遺体を運び、午前4時ころ福川に投げ込んで遺棄した。Aの遺体は、3月18日午前11時40分ころに福川のさすなべ排水門付近で発見された。
伊勢崎で強奪した金は全て500円硬貨と五千円札だった。その大量の500円硬貨をOが太田市内の複数の銀行で一万円札に両替して、150万円ずつ折半し、1ヶ月ほどのうちに遊興費などで使い果たした2人は、4月1日午前2時ころ、お互いに通い詰めていた太田市浜町のパチンコ店「T」駐車場で、同店店員B(当時25歳)を襲いロープで首を絞めて殺害した。Bの財布に入っていた現金11万円と店の合鍵を盗み、店舗に侵入したが、金庫の解錠ができず売上金の窃盗には失敗した。Bの遺体は、A同様、行田市の福川水門から福川に遺棄した。3日後の4月4日午前10時30分ころ、腐乱が著しく死因の特定されていなかったAの遺留品を捜索していた埼玉県警行田警察署員によって、Bの遺体は発見された。
なお、TとOは、事件の7年前(1996年)に同じパチンコ店で働いており、その時からの間柄だった。Tが最初の事件の店に勤務していたのは、1998年2月から9月であった。さらに、Tには事件当時約150万円の借金があった。
この事件は2人の逮捕直後に隣の埼玉県熊谷市で元暴力団員らによる熊谷男女4人殺傷事件が発生し、その事件のほうがセンセーショナルであったため、本事件は陰となる形であまりメディアに取り上げられることはなかった。
群馬パチンコ店員連続殺人事件 – Wikipedia
パチンコ景品交換所強盗未遂事件
2021年6月28日、鴻巣市鎌塚のパチンコ店「スーパーDステーション鴻巣店」敷地内にある景品交換所で、営業準備中の女性従業員(46)を「金を出せ」などと脅し、口をふさぎ、押し倒すなどして金品を奪おうとした強盗未遂事件です。
埼玉県の鴻巣署は28日、強盗未遂の疑いで茨城県常総市崎房、自称自営業の男(26)を逮捕した。
逮捕容疑は、同日午前10時42分ごろ、鴻巣市鎌塚のパチンコ店「スーパーDステーション鴻巣店」敷地内にある景品交換所で、営業準備中の女性従業員(46)を「金を出せ」などと脅し、口をふさぎ、押し倒すなどして金品を奪おうとした疑い。
同署によると、男は女性従業員に抵抗されたため、何も取らずに逃走した。別の従業員からの通報で駆け付けた同署員が、偶然通った郵便局員の目撃証言から、近くのファミリーレストランで男を発見した。
女性は右手の中指と薬指を捻挫する2週間のけがを負った。男は「間違いありません」と容疑を認め、凶器は持っていなかったという。同署で動機などを調べている。
襲ってきた男、女性従業員に抵抗され逃走…パチンコ景品交換所 埼玉県警、偶然ファミレスで男発見して逮捕(埼玉新聞) – Yahoo!ニュース
パチンコ玉カード改ざん詐欺容疑事件
2020年2月20日午後5時45分ごろ、高知市内のパチンコ店で、従業員のA容疑者が、B容疑者から受け取った会員カードの情報をカウンターの端末機で操作。貸し玉数を書き換えて9万発増やし、36万円相当の利益を得た事件です。
高知署は9日、パチンコ店の会員カードの貸し玉数を書き換えて不正に利益を得たとして、電子計算機使用詐欺容疑で、高知市朝倉東町の無職、A容疑者(47)と高知市北竹島町の無職、B容疑者(34)を逮捕した。事件当時に被害店舗で勤務していたA容疑者は「身に覚えがない」と否認し、常連客だったB容疑者は「換金して金を得るためにやっていた」と認めているという。
逮捕容疑は、両容疑者は共謀し、昨年2月20日午後5時45分ごろ、高知市内のパチンコ店で、従業員のA容疑者が、B容疑者から受け取った会員カードの情報をカウンターの端末機で操作。貸し玉数を書き換えて9万発増やし、36万円相当の利益を得た疑い。
パチンコ玉カード改ざん 詐欺容疑で元店員と客逮捕 高知署|高知新聞 (kochinews.co.jp)
パチンコ店景品直接買い取り事件
2020年10月7日午後8時半ごろ、パチンコ店に併設された景品交換所で客に提供した景品2個を計1,000円でパチンコ店が買い取ったなどの容疑です。
パチンコ店側が客から景品を直接買い取っていたなどとして、神奈川県警生活保安課は4日、風営法違反の疑いで、横浜市保土ケ谷区西谷のパチンコ店運営会社「青山」顧問の男(47)ら男女4人と、法人としての同社を書類送検した。いずれもおおむね容疑を認めている。
書類送検容疑は共謀のうえ、昨年10月7日午後8時半ごろ、パチンコ店に併設された景品交換所で客に提供した景品2個を計1000円で買い取ったなどとしている。
同課によると、風営法はパチンコ店が客から直接景品を買い取って換金する行為を禁じている。昨年5月、この店の利用客から県警に「景品交換所の人間がパチンコ台から直接カネを回収している」との通報があり、同課が捜査を開始。本来、問屋を介して独立していなければならないパチンコ店と景品交換所を、同じ会社が運営していることが判明した。
景品を直接買い取った疑い パチンコ店側を書類送検 – 産経ニュース (sankei.com)
まとめ
今回の事件の犯罪者がギャンブル依存症者かどうかは推測の域をでませんが、ギャンブル依存症が深刻化するとやがて犯罪を犯すに至るという事例は枚挙に暇がありません。
開発側や運営側が「適度な遊技」という言葉を使うなら、立地環境や営業時間、機械の「音量レベル」「振動レベル」「光量レベル」まで規制を敷かないと、こういった犯罪や事件はなくならないのではないでしょうか?
なぜなら、ギャンブル依存症という病気は、脳の障害を起因とする精神疾患と医学的にも位置付けられているからです。
国内に400万人はいるとされるギャンブル依存症者の内訳は、公営ギャンブルが10%でパチンコ・パチスロが90%という驚異の偏りの数字です。
これは、いかにパチンコ・パチスロの機械システムが脳にダメージを与えるかという事だと思うのです。
少しでも情報提供になれば幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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