大分県別府市のパチンコ店で他人のICカードを盗んだ疑いで38歳の男が逮捕されました。
窃盗の疑いで逮捕されたのは住所・職業不詳の男(38)です。
警察によりますと男は1月17日午後1時すぎ、別府市内のパチンコ店で遊技中の男性が席を離れたすきに、使用中の遊技機から景品交換価格、39540円相当のデータがあるICカード1枚を盗んだ疑いが持たれています。
席に戻った男性がカードが無くなったことに気づき、店員に伝えて警察に通報しました。
警察によりますと2人に面識はなく男は容疑を認めているということです。警察が犯行の動機や当時の状況を調べています。
BS大分放送(2024/1/19)
連日、パチンコ店内でのICカード窃盗事件が相次いでいます。
パチンコ業界は急激な衰退をしており、パチンコ・パチスロユーザーにも甚大な影響を及ぼしているようです。
「以前よりも勝ちにくく、使う金は以前とほとんど変わりない」という事です。
所得格差、非正規労働者、物価高など、庶民の経済的苦境を尻目に、パチンコ業界は激減したユーザーの補填のために、よりギャンブル性が高い機種であるスマスロやスマパチを導入することによって、残ったユーザー独り独りから、今までよりも多く金銭をむしり取っていると言っても過言ではありません。
『ギャンブル依存症と犯罪は密接に関連している』とギャンブル依存症対策基本法に明記するほど、パチンコ・パチスロは社会問題なのにも関わらず、規制はどこへやらでギャンブル性が高い機種を続々と放りこむパチンコ業界。
パチンコ関連事件は起こるべくして起こっているように思えます。
窃盗の疑いで逮捕されたのは住所・職業不詳の男が、仮に多重債務、貧困という状況で、パチンコ・パチスロがやめられないなど苦しんでいるのであれば、ギャンブル依存症の疑いが極めて高いと思われます。
罪を償い、ギャンブル依存症相談機関へアクセスすることが望ましいと思います。
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