銀行員が顧客から預かった1500万円を着服して、業務上横領の疑いで逮捕されたとの報道がありました。
容疑者は2021年11月18日に犯行に及び、その後、行方不明となり全国に指名手配、2022年12月7日、愛知県内のパチンコ店内で身柄を確保されたとのことです。
1500万円の金で一生働かずに逃げ延びることなで到底できるはずもなく、いずれは逮捕されることも当の本人が一番わかっていたことではないでしょうか。
ましてや、会社員であれば、保証人であろう両親へも確実に連絡が入っていたことであろうし、逃亡と自責の念に苦しむ日々ではなかったではないでしょうか。
業務上横領と身柄を確保されたのがパチンコ店という事実・・・。
またしても、パチンコ依存症が原因となる犯罪の可能性があります。
「ギャンブル依存症と犯罪は密接に関連している」とギャンブル依存症対策基本法にもあるように、根本的解決を図るには、連日起こるパチンコにまつわる事件から鑑みても、パチンコ・パチスロへの規制強化が急務であると考えます。
2022年12月8日の毎日新聞の報道は以下のとおりです。
顧客から預かった1500万円を着服したとして、大阪府警寝屋川署は7日、徳島大正銀行(徳島市)の元行員、江戸蓮司容疑者(30)=住所不定=を業務上横領の疑いで逮捕したと発表した。
逮捕容疑は萱島支店(寝屋川市)で渉外担当だった2021年11月18日、取引先から預かった現金1500万円を同社名義の口座に入金せず、そのまま着服したとされる。容疑を認めているという。
江戸容疑者は翌日から行方が分からなくなり、同行が懲戒解雇処分にしていた。全国に指名手配していたところ、愛知県警の捜査員が7日午後、県内のパチンコ店で江戸容疑者を見つけて身柄を確保した。【三上健太郎】
毎日新聞
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