開店前のパチンコ店で口論…殴る蹴るといった暴行などで男2人を逮捕【長崎】
新上五島町のパチンコ店の前で客の男性と口論になり、暴行してケガをさせた疑いで、警察は14日までに男2人を逮捕した。
傷害の疑いで逮捕されたのはいずれも新上五島町青方郷に住む土木作業員 D容疑者(54)とN容疑者(40)です。
警察によりますと2人は10日午前10時前、新上五島町のパチンコ店の前で開店を待っていたところ、客の男性(46)と口論になり、男性の頭や顔を殴る蹴るなどの暴行を加え、鼻の骨を折るケガをさせた疑いです。
さらにD容疑者は、火のついたタバコを男性の手の甲に押し付け、やけどを負わせた疑いがあるということです。
2人は当時、酒に酔った状態だったとみられています。警察の調べにN容疑者は「一発殴ったことは間違いない」と容疑を認めていますが、D容疑者は「ケンカを止めていただけ」「殴ったりはしていない」と否認しています。
警察が口論に至った経緯などを捜査しています。
テレビ長崎(2024年2月14日)
長崎県南松浦郡新上五島町には3軒のパチンコホールが存在します。
『P-LANDII』
『遊フレンド浦桑店』
『オリンピヤ浦桑店』
本事件があったパチンコホールはこのいずれかだと思われます。
容疑者一人は暴行を否認していますが、仮に二人で一人を暴行していたのならば卑怯千万であることは間違いないでしょう。
その上で、よくあるケンカなどで、お互い煽るだけ煽って先に手を出した方が悪い、というルールはあまり好みではありません。
というのも、言葉の暴力というもの(時に言葉で人を死に至らしめる)も存在するわけであり、巷のトラブルなどで、『随分汚い言葉で煽るなー』『そこまで言ったら殴られても致し方ないだろ…』と思うことが度々あるからです。
どの言葉を暴力と定義付けるかは難しいでしょうが、結果として手を出した方が100%法で裁かれるということだけではなく、『言葉のやりとり』も含めてジャッジしてほしいとは思います。
もちろん、実際の警察での事情聴取や検察の判断では、そういった経緯も十分考慮されているのでしょうが…
本事件については、被害者に何の落ち度もなかった可能性もあります。
一方で、パチンコ店の開店前でよくあるトラブルとして、「抽選」「並び」でのトラブルというものがあります。
パチンコ店のイベントなどでは多くのユーザーが店に期待をして集まるため、早く店に入るための抽選で良い番号を引こうとします。
その抽選を勝ち抜くためにひと昔前からは、『引き子』という人間を何人も雇い、一つのパチプロ・スロプロ軍団が何十人分もの抽選をして、良い番号を引く確率を高めるという手法を用いているのです。
これは一般客にとっては不利に働き、店側にクレームをつけるユーザーもいます。
パチンコ店の中には『引き子』対策をしている店舗もありますが、開店前から人が多く集まり「見栄えが良い」という理由などから、抽選券を売買しようが、誰に渡そうがお咎めなしという店舗もあるのです。
一般客がそういったやり取りをみて、軍団と口論になったり喧嘩になったりすることは稀に起こっているようです。
ただし、本事件では被害者が一人だったようなので、そういったトラブルでもなく、逆に容疑者二人が並びの割り込みをしたなどからトラブルに発展した可能性も考えられるのではないでしょうか。
いずれにしても、今のパチンコ・パチスロは吸い込みだけ激しく、出すのは至難の業というような状態のようで、ユーザーのイライラも増幅していると思われますので、事件・事故に巻き込まれないためにも、禁パチ・禁スロを始めることをおすすめします。
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