先月、北海道釧路市にあるショッピングセンターから体重計やリュックサックなどを盗んだとして、39歳の男が逮捕されました。
窃盗の疑いで逮捕されたのは、釧路市の39歳の無職の男です。
男は、先月2日午後9時ごろ、釧路市昭和中央4丁目のショッピングセンターから、体重体組成計1台（時価6000円相当）を盗み、先月12日夕方5時ごろには、同じ商業施設からリュックサック1個（販売価格9680円）と展示品のノートパソコン1台（時価500円）を盗んだ疑いが持たれています。
先月12日の夜、被害にあった店の関係者からリュックサックとパソコンについて「万引き被害があった」と警察に通報があり、その翌日、体重体組成計についても被害が判明し、関係者が警察に通報していました。
警察は、窃盗事件として防犯カメラなどを分析するなど捜査し、関与が浮上した男の自宅を家宅捜索したところ、盗まれたリュックサックなどが見つかったことから、警察は27日男を逮捕しました。
取り調べに対し、39歳の無職の男は容疑を否認していて、自宅にあったリュックなどについては「場所は覚えていないが買ったり、パチンコの景品としてもらったりした」などと供述しているということです。
警察は、盗んだ手口や犯行の動機などを詳しく調べています。
HBC北海道放送（2025年6月28日）
今どき、パチンコ店で出玉を特殊景品以外に交換する人間がいるのでしょうか…。インターネットなどのツールが無かった時代は、情報が少なかった為、確実に損しているであろうブランド品などに交換している人もいたでしょうが、今の時代であれば、より安くより良い物をインターネット上で検索できる為、何もパチンコ店で交換せずとも…ということが分かるわけです。
また、その時代は遊技人口が今の倍以上いたため、エンジョイ勢でもパチンコ・パチスロで勝つ機会が今よりは多く、あぶく銭にするならブランド品や電化製品に交換したほうが良いという考えで、出玉をそういった物品に交換する人もいたかと思います。
ですが、今の時代、果たして出玉をリュックサックに交換するユーザーは地球上のどこにいるのでしょうか…。荒れ果てたパチンコ界隈で、やっとの思いで獲得した出玉をリュックサックに交換するユーザーを私はこの目で見てみたい。
容疑者は供述で「パチンコ」という文言を口にしているわけですから、パチンコ・パチスロユーザーなのでしょう。容疑者に問いたい。パチンコ・パチスロで負けていたのではないか。転売目的でこれらを盗んだのではないのか。手にした金銭で再びパチンコ・パチスロを打とうとしていたのではないか。
いずれにしても、パチンコ・パチスロの問題を解決しない限り、何度も同じことを繰り返してしまうということを伝えたい気持ちです。
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