【沼津市】「生活保護費をパチンコに使い手っ取り早く現金を手に入れようとした…」無職の男(39)に懲役3年6か月の判決

https://ganbulingaddiction.com/2025/06/01/news-814/ニュース

当サイトのコンテンツにはプロモーション(広告)が含まれています

スポンサーリンク

2025年2月、静岡県沼津市の路上で高齢の女性から現金約1万3000円などが入ったバッグを奪った罪に問われている男の裁判で、静岡地方裁判所沼津支部は5月30日、懲役3年6か月の判決を言い渡しました。

判決を受けたのは、住所不定・無職の男(39)です。

判決によりますと、男は2月24日夜、沼津市の路上で高齢の女性にハサミを示し現金約1万3000円などが入った手提げバッグを奪いました。

30日、地裁沼津支部で開かれた判決公判で明日利佳裁判官は「生活保護費をパチンコに使い手っ取り早く現金を手に入れようとしたもので、手提げバッグををひったくり、被害者を転倒させる危険な犯行で刑事責任は重い」と指摘しました。

一方で、被害弁償として2万円の支払いを申し入れていて反省の言葉も述べているなどとして、懲役5年の求刑に対し懲役3年6か月の判決を言い渡しました。

SBS静岡放送(2025年5月30日)

パチンコ・パチスロにハマリ、ギャンブル依存症となって失職し、生活保護になる人は想像以上に多いでしょう。また、生活保護になっても、その原因となったパチンコ・パチスロから逃れられない人も多いわけです。それはギャンブル依存症等対策基本法を制定した国会議員の方々が承知していることだと思われます…。

本件の被告が行った犯罪は決して許されることではありませんが、連日報道されるパチンコ関連事件を見る限り、根本原因であるパチンコ・パチスロ、そして、多種多様なギャンブルが出来る環境が身近にありすぎる割には、ギャンブル依存症に罹患するリスクを事前に伝えないアンフェアな環境は、とてつもなく重大な問題だと思えてなりません。

「罪を憎んで人を憎まず」の真の意味は、その罪の原因を突き詰めて考えぬくが故の発露となる言葉なのではないでしょうか。

事件はそこに・・・↓↓↓

ギャンブルの闇
ニュース
スポンサーリンク
面白かったらシェアおねがいします!
versusをフォローする
ギャンブル依存症体験記と動画紹介ブログ

コメント

タイトルとURLをコピーしました