北海道・広尾町消防団は20代の男性団員が団の運営費およそ187万円を着服したとして懲戒免職にしたと発表しました。男性団員はギャンブルなどに使ったと話しています。
24日付けで懲戒免職となったのは広尾町消防団に所属していた20代の男性団員です。
消防団によりますと男性団員は、会計担当を務めていて去年4月から今年3月にかけて消防団の運営費186万6239円を着服したということです。男性団員は預金通帳や印鑑を管理する立場にあり、口座から28回にわたって金を引き出していました。
消防団は先月7日に不適切な引き出しがあることを確認し、男性団員に話を聞こうとしたところ仕事を退職し行方が分からなくなりました。
消防団が親族とともに行方を探したところ、先月24日、関東にいることが分かりました。
消防団の聞き取りに男性団員は「パチンコや競馬などに使った」と話しているということです。
すでに親族から全額が返済されているため消防団は刑事告訴はしないとしています。
HTB北海道ニュース(2025年4月25日)
運営費などの資金を管理する場合は、2名以上で管理することが基本だと思います。また、経理などの部門も同様ではないでしょうか。さらにいえば、パチンコ・パチスロなどのギャンブルをする人は、一定数がギャンブル依存症になる可能性があり、病気認定されているギャンブル依存症は、セルフコントロールが不能になる特徴をもち、手に付けてはいけない金銭にまで、手を伸ばす可能性があるのです。
ギャンブル大国の日本にあって、また国内に320万人のギャンブル依存症者がいる国内にあっては、防衛策として、最悪な事態を想定して管理にあたると同時に、ギャンブル依存症啓発運動を活発化させることが必要不可欠だと思います。
特に営利目的で運営されるパチンコ・パチスロは、想像以上にやばいと思って間違いありません。
この結末を予想できる人はいるのか・・・↓↓↓
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