2024年1月、静岡県函南町のパチンコ店駐車場で、客の女性に暴行し現金を奪った罪に問われている男の初公判が地裁沼津支部で開かれ、男は起訴内容を認めました。
起訴状によりますと無職の男(50)は2024年1月、函南町内のパチンコ店駐車場で、70代の女性客の頭をバールのようなもので複数回殴り、現金およそ55万円が入った手提げバッグを奪った強盗致傷の罪に問われています。
女性は左腕骨折など全治およそ6カ月の重傷を負いました。
初公判で男は起訴された内容について「合っています」と認めました。
冒頭陳述で検察側は「知人や消費者金融に少なくとも数百万円の借金があり、パチンコ客から現金を奪おうと考えた」と指摘しました。
一方の弁護側は「知人から毎日借金の返済を迫られノイローゼとなり、正常な判断ができなかった」としました。
判決は20日に言い渡されます。
静岡朝日テレビ(2025年2月17日)
事件当時の報道1
事件当時の報道2
「知人や消費者金融に少なくとも数百万円の借金があり、パチンコ客から現金を奪おうと考えた」とあることから、被告はパチンコによって多額の借金を抱え、恨みがあるパチンコの客から金を奪おうとしたのではないでしょうか。
被告の犯行は決して許されるものではありませんが、専門医などによるギャンブル依存症診断を行ってもらいたいものです。
それはギャンブル依存症がもっと社会問題として取り上げられ、さらには、この国で唯一許されている三店方式のパチンコの是非を問うてもらいたいからです。
判例を積み重ねれば、パチンコ・パチスロが如何に社会的問題であるかが明らかになると考えています。
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