熊本市は、担当する生活保護受停給者の通帳から現金を引き出した職員など2人を免職、2人を停職とする懲戒処分を発表しました。
熊本市が懲戒免職処分としたのは、中央区役所の会計年度任用職員の男性と南区役所の男性参事です。
中央区の職員は担当する生活保護受給者の口座から現金を引き出したとして窃盗の疑いで警察に逮捕され、現在は任意での捜査が進んでいます。
また、南区の参事はうその病気休暇を申請して、約80万円の給与を不正に受給しました。
このほか、病気休暇中にパチンコや宴会に参加したとして20代の男性主事を停職1か月の処分に、また療養休暇中に宴会に参加したとして、60代の男性作業長を停職10日の処分としました。
熊本放送(2005年1月31日)
パチンコが日本が誇る文化であるならば、病気療養中にパチンコに行ったところで、これほど責められるわけもありません。つまり、パチンコを文化などと言っているのはパチンコ業界の中だけあり、パチンコに1ミリも関係のない大方の日本国民は、パチンコを日本が誇る文化などとは、これぽっちも思っていないのです。
パチンコは紛れもないギャンブルであり、むしろパチンコによって嫌なを思いをした人間の方が想像を絶する数になるでしょう。
それは以前にも書き残したように、国内のギャンブル依存症者数、そしてギャンブル依存症者が他人にもたらす影響を考えれば、パチンコに嫌悪感をもっている国民は数千万人はくだらないと推測できるからです。
さらに、2020年からはギャンブル依存症が公的保険適用の病気となっていることから、国民が大変な思いで納めている社会保険料の一部が、ギャンブル依存症の治療費に充てられているわけであり、ギャンブル依存症者の7割~8割はパチンコ・パチスロのジャンルということを鑑みれば、「パチンコは日本が誇れる文化」という言葉自体がチャンチャラおかしな話なのです。
概算でユーザーの3人に1人以上がギャンブル依存症者という病気になる文化など存在しないからです。
パチンコ業界が市民権を得ようとしていたり、パチンコがそんなに悪いのかと会合で叫んでみたり、ギャンブルであるパチンコをもっと広めたいなどと、負の側面をまったく知らないような人間がお題目のように唱えている光景は、この上ない滑稽な姿に思えて仕方りません。
いずれにしても、病気療養中にパチンコに行くのはやめましょう。
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