職場で集めた会費から現金6万円余りを横領したとして、航空自衛隊の30代の空士長が20日付で懲戒免職処分となりました。
処分されたのは、青森県むつ市にある航空自衛隊北部航空警戒管制団第42警戒隊に所属する30代の空士長です。
航空自衛隊によりますと、空士長は2023年5月、職場のお茶代などのために隊員から集めていた会費から、複数回にわたり合わせて6万1323円を横領したということです。
会費は空士長が机の中の金庫で管理していて、2023年6月、部隊内の配置換えの前に上司が確認したところ事案が発覚しました。
動機について空士長は、「消費者金融からの借り入れの返済や、パチンコなどの遊興費に充てるため」と話しているということです。
ABA青森朝日放送(2024年11月20日)
横領の罪で懲戒免職処分を受けた空士長が、どのような理由で消費者金融からの借り入れをしていたか…それは恐らくパチンコが原因なのではないでしょうか。
そして、借金をしてまでパチンコにのめり込んでいたとするならば、空士長もまたギャンブル依存症の疑いが強まると思われます。
ギャンブル依存症対策基本法には「ギャンブル依存症と犯罪は密接に関連している」と明記されており、この病気の深刻さは医師も認めるところなのです。
社会の風潮は少しづつ変化をみせ、ギャンブルが引き金となる病気や犯罪について理解が進んでいるものの、世界で最もギャンブル依存症者が多いという実態に着目し、このギャンブル大国である日本の環境に警鐘を鳴らす識者は、まだまだ少ないと感じます。
目先のお金に眩み大切なものを失う…それはまさにパチンコなどのギャンブルがもたらす負の連鎖そのものです。
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