「パチンコ店の営業開始時間を宮城県全域で朝9時に統一してほしい」――。県内店舗でつくる県遊技業協同組合が県条例の改正を求める請願を県議会に提出し、8日の常任委員会で採択された。業界団体が異例の営業時間短縮を求める背景には、宮城県が「営業可能な時間が日本一長い」という事情がある。
パチンコ店は原則、風営法で午前0~6時の営業が禁じられており、午前6時以降の営業は都道府県条例が独自に禁止時間帯を定める。営業禁止時間は多くの条例が地域全域で一律に設けているが、宮城県条例は住宅地などに限定しているため、県内全142店舗のうち121店舗が原則、「朝6時~夜12時」の18時間営業が可能というわけだ。
業界団体が請願を提出した理由の一つは働き方改革。県内では午前7時や8時の開店も少なくない。近隣店舗より営業時間を長くする競争が起き、人件費や電気代がかさんでいく現状を疑問視する声があった。「通学する子どもに開店待ちの列を見せるのは教育上良くないのでは」と地域の生活環境に配慮する意見もあったという。
そもそも全国的に見て県条例の規制が厳格でないのは、石巻市などの沿岸部で漁師や工事関係者らが朝早くに来店する需要があったためとも言われている。
請願採択を受け、同組合の千葉昭雄専務理事は「営業時間短縮は自主規制に限界があった。請願の採択は条例改正に向けて一歩前進だ」と歓迎する。今後は主に県警が対応を検討する。
読売新聞オンライン(2024年10月9日)
本当に、本当に国家国民のことを考えるならば、営業時間を短縮するのではなく、ぱちんこが無くなる方がよろしいかと存じます。
「日本にギャンブルが多すぎる問題」もあることなので、まずは公営ギャンブルではないパチンコ業界が潔く、手を引くべきではないでしょうか。
これまで多くのユーザーから散々お金をかすめ取ったわけですから、もう十分ではないでしょうか。また、数百万人を超えるパチンコ・パチスロ依存症者を作り出しておきながら、そのケアの不十分であり、これから依存症者を生み出さないための施策もないのですから、粛々と潔く事業撤退をするべきです。
こんな問題も・・・↓
コメント