【大阪市港区】パチンコで毎日負けていた９０歳の父親が６１歳の息子に絞殺される

大阪市港区で、90歳の父親を殺害しようとした疑いで、61歳の息子が逮捕されました。
その後、父親は死亡し、息子は「介護に疲れた」と話しています。
14日午前4時半ごろ、大阪市港区磯路の理容室で、王森一民さん（90）が椅子にぐったりした様子で座っているのが見つかり、その後、死亡が確認されました。
警察によると、首にはひものようなもので絞められた痕があり、この店の経営者で息子の王森浩嗣容疑者（61）が「父親の介護に疲れた」などと話したことから、警察は殺人未遂の疑いで緊急逮捕しました。
【理容室の利用者】「『お父さんが好き放題するねん』って言うてた。『パチンコで毎日すって』とか怒るという話は聞いていた」
浩嗣容疑者は、「父を殺す気でロープで首を絞めた」と容疑を認めていて、警察は容疑を殺人に切り替えて捜査しています。
カンテレ関西テレビ（2024年5月14日）

容疑者は「介護に疲れた」と供述しているようですが、一方で容疑者が経営する理容室の利用者は容疑者が「『お父さんが好き放題するねん』って言うてた。『パチンコで毎日すって』とか怒るという話は聞いていた」と証言していることから、本当の動機が気になるところです。

仮に、被害者が毎日パチンコ店に行っていた事が事実であるならば、介護疲れに及ぶほどの状態ではなかったのではないでしょうか…。

少なくとも容疑者が自分の店のお客さんに対して愚痴をこぼす程ですから、被害者は趣味の範囲でパチンコをしていた訳では無さそうです。

被害者がどの程度の介護状態であったかが気になるところです…。