2023年8月3日、HBC北海道放送の報道です。
6月中旬、北海道倶知安町のパチンコ店で、現金2万円余りなどが入った客の財布を盗んだとして、51歳の男が逮捕されました。
窃盗の疑いで逮捕されたのは、横浜市鶴見区下野谷町に住む51歳の自称・配管工の男です。
この男は6月20日午前9時50分ごろ、客として訪れていた倶知安町のパチンコ店で、現金2万3200円やクレジットカードなど、9点が入った男性客の財布を盗んだ疑いが持たれています。
警察によりますと、当時、男も客として現場のパチンコ店を訪れていて、男性客が遊技中、席を離れた隙をつき、犯行に及んだとみられています。
男性客から被害の届け出を受け、警察は、防犯カメラの映像などから男を割り出し、事件発生から1か月余りの2日午後、逮捕しました。
51歳の自称・配管工の男は当時、仕事で倶知安町に滞在中で、取り調べに対し「財布を盗んだのは、間違いないよ」などと話し、容疑を認めているということです。
警察は、引き続き経緯などを詳しく調べています。
HBC北海道放送
横浜から北海道へ出張に行った際、普通の人ならば「美味しい海鮮の店に行く」「観光名所に訪れる」「お土産を買いに行く」などの選択肢があるかと思います。
ですが、パチンコ・パチスロ依存症の場合、私自身の経験でもありますが、高い確率で出張先のパチンコホールに足を運びます。
「いや、地元でも打てるのだから、わざわざ打たなくても…」と思う方が多いでしょうが、これがパチンコ・パチスロ依存症者の実態なのです。
専門医の見解でもそうですが、パチンコ・パチスロ依存症が重症化すると、もはやそれ以外の事では感動ができなくなるのです。
また、重症化していない場合でもギャンブル脳だと、「パチンコで勝った金で美味しい物を食べる」「パチスロで勝った金でお土産を買う」など、優先順位や思考が鈍感になります。
今回の事件の容疑者も、お金に困っておらず正常な感覚であれば、窃盗を犯すはずもありませんから、報道内容の点と点を結ぶと「パチンコ依存症」という病理に侵されている可能性が浮かび上がります。
容疑者は罪を償い、パチンコ・パチスロの事で悩んでいるのならば、ギャンブル依存症相談機関へアクセスすることをおすすめします。
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