2023年5月16日、北海道ニュースUHBの報道です。
2023年3月から4月にかけて、北海道苫小牧市のパチンコ店3店舗で、客が遊戯中に得たメダルを盗んだとして、釧路町に住む無職の32歳の男が逮捕されました。
窃盗の疑いで逮捕されたのは、釧路町に住む無職の男(32)です。
男は3月14日午後7時20分ごろ、苫小牧市木場町1丁目のパチンコ店で、50代の男性客が遊戯中に得たメダル約817枚(貸し出し価格約1万7761円相当)を盗みました。
さらに同月18日午後5時20分ごろ、同市新明町4丁目の別のパチンコ店で、40代の男性客が得たメダル約1472枚(約3万2001円相当)と、さらに4月10日午後4時20分ごろ、同じパチンコ店で別の30代の男性客が得たメダル約1141枚(約2万4805円相当)を盗んだ疑いがもたれています。店と客の通報で事件が発覚し、防犯カメラの捜査で男の容疑が固まり、5月15日逮捕に至りました。
警察によりますと、男は客が席を離れたすきに、メダルを盗み出し換金して逃走していました。
調べに「俺がやったことで間違いないです」と容疑を認めていて、金目的の犯行とみて警察が余罪などを詳しく調べています。
北海道ニュースUHB
被害にあったのは客であり、パチンコというギャンブルを開催している施設管理責任があるパチンコホールの怠慢さも垣間見れる事件だと思います。
離席している台からメダルを握って持っていかれるというレベルではなく、メダルが入った箱ごと持っていかれたと推察できますので、このパチンコホールのスタッフへの指導教育がなっていなかったのでしょう。
風営法第三十八条には「営業所における業務の適正な実施を図るため必要な従業者に対する指導に関する計画を作成し、これに基づき従業者に対し実地に指導し、及びその記録を作成すること。」とありますので、この三店舗の指導記録を見てみたいものです。
パチンコホールは連日報道されるような、窃盗・傷害・器物損壊・盗撮などが頻繁に起こる場所であり、パチンコホールにとって痛手が大きいゴト被害(不正に出玉を抜く行為)が起こる場所でもあるのです。
従業員に対して一般的な指導がなされていれば、接客と同時に警戒心をもった業務にあたることは普通であり、メダルが入った箱ごと持っていかれて何の不信感も抱くことなく計数機で精算をしているわけですから、呆れるばかりです。
私も過去にパチンコホールで精算をした際、100枚近くのメダルが足りないことがありました。
計数機にメダルと台番号を入れれば、ホールコン上で枚数の誤差はすぐに分かります。その時は小役の取りこぼしもほとんどなかったので、100枚も足りないのは不自然を感じました。
恐らく、私が離席した間に隣で打っていた人間が下皿に手を突っ込み、メダルを握りしめて去っていたのだと思います。隣でしばらく打ってる間にお互い不穏な空気になった瞬間があったので、換金目的というよりも嫌がらせ行為なのでしょう。
しかし、その時のパチンコホールの従業員は、計数機の故障かどうかのチェックもせず、私が打っていた台を目視だけで確認した後に、インカムで「取りこぼしです」と報告して事を終わらせてしまいました。
面倒くさいと思ったのだと思います。私もその時は勝っていたので、わざわざ事を大きくするつもりもなく何も言いませんでしたが、「パチスロ打って100枚取りこぼし野郎」というあだ名がつけられるのではないかという不安が大きかったと記憶しています。
話が逸れましたが、ギャンブルをするパチンコホールの施設管理が出来ないパチンコホールは営業停止、ついでにパチンコ玉がこぼれるパチンコ機を開発製造するメーカーも営業停止、何ならパチンコ玉がこぼれるドル箱を製造している関連企業も国外追放にしてはどうでしょうか。
コメント