連日のように報道されるパチンコ関連事件。今日も何か報道がないかと調べていると目を引く記事を見つけました。その記事はこちらです↓
64店舗のパチンコ店から出禁のパチプロ。勝ちすぎて「店長から恫喝された事件」を暴露(週刊SPA!) – Yahoo!ニュース
この記事の特に深堀したい文言がこちらです。
彼は続けて「オマエみたいなヤカラに返す金はない、早く出ていかないと警察を呼ぶぞ!」と建造物侵入罪をチラつかせてきた。さすがに納得がいかなかったので、コチラも「釘を曲げていらっしゃることを通報しますよ」と切り返した。
するとテレビドラマでしか見たことがないような不気味な含み笑いをして、「4のつく日だから釘はアケるに決まってるだろ、けどウチは警察と仲がいいんだよ」と。きっと彼の妄想なのだろうけれど、限りなくヤバい発言を自慢げにするではないか。この人とは関わりたくない……、そう思った。
週刊SPA!
上記はパチプロライターのミネッチ氏と某パチンコ店店長との会話です。
パチプロであるミネッチ氏が攻略法で出した出玉を交換しようとした際に、店長から恫喝され出玉を没収された模様が詳細に綴られているわけですが、店長の「ウチは警察と仲がいいんだよ」という発言が何ともきな臭い感じがしてならないわけです。
ミネッチ氏は「店長の妄想…」と敢えてボカシているように思えますが実際はどうなのでしょう?
最近はパチンコの違法釘曲げで摘発されるパチンコ店が出てきましたが、なぜか資金力がある大手パチンコチェーンは摘発されません。
少なくとも私の知る限り、そこそこ名が通ったパチンコチェーンにて玉が乗っかったり、挟まったりしている映像・画像をネットなどでも確認しています。開く方は射幸性の問題から摘発され、閉める方は見逃されるということなのでしょうか?
言うまでもなく、パチンコ業界は警察庁の管轄であり、警察庁のOBがパチンコ関連団体などに天下っている事例があります。
一説には全国にある全日遊連(パチンコホール企業の組合)の支部には警察庁のOBが在籍しているという話もあります。少なくとも、保通協(遊技機の型式試験を行う組織)など、複数の団体ではホームページ上に役員として警察庁出身と明記されているので、天下りという表現が適切ではないにしろ、密接な関係があることは間違いありません。
また、パチンコ関連団体の収支報告書を閲覧すると、「暴排運動」という支出が確認され、民間団体が暴排運動に関われる事としてポスターの掲示などの他に何があるかと考えると、警察への協力というのが現実的に思えます。
例えば、パチンコホールに来店した顧客の映像を提供し、被疑者や指名手配犯の捜査に協力するという事はないでしょうか。そうなると、警察との定期的な連携を図るため、接待費などとして「暴排運動の支出」となるという…。
これは憶測に過ぎませんが、そんな事が全国のパチンコホール周辺で行われていたら記事にあるような「ウチは警察と仲がいいんだよ」という言葉が店長の口から出て来ても不思議ではありません。
いずれにしても、連日報道されるパチンコ関連事件や社会問題となっているパチンコ依存症に着目しメスをいれるのは、日本国の「秩序の番人」である検察庁なのかもしれません…。
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