2023年1月27日、産経新聞の報道は以下のとおりです。
※報道では実名ですがここではイニシャルに変えています。
昨年5月、京都市中京区と大阪市浪速区で発生した2件の強盗事件でも、「ルフィ」と名乗る人物が犯行を指示した疑いのあることが27日、捜査関係者への取材で分かった。ルフィは、関東を中心に全国で相次ぐ強盗事件の指示役とみられる人物が使っていた名前で、京都、大阪両府警が関連を調べている。
京都の強盗事件は昨年5月2日、貴金属店「ビッグムーン京都」で起きた。押し入った男女2人がハンマーでショーケースを割り、ロレックスなど高級腕時計41点(計約6900万円相当)を奪って逃走した。大阪の強盗致傷事件は同月15日に発生。パチンコ店の男性従業員が路上で顔に催涙スプレーを噴射され、現金約100万円が入ったバッグを奪われそうになった。
大阪府警は昨年6~7月、強盗致傷容疑で現場の調整役だった住所不定、建設業のI被告(29)=同罪などで起訴=ら男3人を逮捕。京都府警も7~8月、同様に調整役だったI被告ら男女5人を逮捕していた。
捜査関係者によると、2つの事件のメンバーは、いずれも交流サイト(SNS)を通じ、高収入をうたう「闇バイト」に応募していた。I被告らは「ルフィ」と名乗る人物から指示を受け、一定時間で記録が消去される秘匿性の高い通信アプリ「テレグラム」でやり取りしながら犯行に及んだとみられる。
ルフィと名乗る人物はフィリピンに滞在しているとみられ、各地の事件では指示役が「三ツ橋」「キム」と名乗る場合もあった。京都の事件でもルフィ以外を名乗る人物が確認されており、両府警は事件の全容解明を急いでいる。
産経新聞
一日に多くの金銭が集まるパチンコホールは昔から強盗などの標的となってきました。
最近ではパチンコホールに訪れる客が狙われる窃盗事件も多発しており、アミューズメント施設という生ぬるい場所ではなく、賭博場であるという認識と警戒心は必要ではないでしょうか。
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