パチンコやパチスロなどギャンブルへの使い込みという横領事件が起きました。
しかも、市役所職員という立場で税金の着服という事のようです。
当ブログとしては、容疑者を晒したいという気持ちや事件への怒りという感情は一切ありません。
事件の根底に隠れている、ギャンブル依存症という問題に焦点があたることを願うものです。
ギャンブル依存症という社会問題がさらに議論され、日本国内のギャンブルへの規制強化、軽い気持ちでギャンブルに踏み込まないためのフェアな教育が制度化されるための手段です。
STVニュース北海道の報道は以下のとおりです。
北海道・滝川警察署は10日、業務上横領の疑いで砂川市の元職員・田邉翔太容疑者(34)を逮捕しました。
砂川市の市民部税務課職員だった田邉容疑者は2022年10月26日、税金として徴収した現金3万円を着服した疑いが持たれています。
市は、2020年12月から2022年10月にかけて、現金約400万円を着服したとして、田邉容疑者を2022年11月16日付けで懲戒免職処分とし、その後刑事告訴していました。
市によりますと、田邉容疑者は高齢者などを戸別訪問して市民税や道民税などの税金を徴収していて、市の定期監査で着服が発覚しました。
田邉容疑者は調べに対し容疑を認めていて、市によりますと、着服した金はパチンコやパチスロ・競馬などのギャンブルや借金の返済にあてていたということです。
警察は残りの金額についても裏付け捜査を進め、事件の全容解明を進めています。
STVニュース北海道
ギャンブル依存症対策基本法(第三条)には、「ギャンブル等依存症が、多重債務、貧困、虐待、自殺、犯罪等の問題に密接に関連することに鑑み、ギャンブル等依存症に関連して生ずるこれらの問題の根本的な解決に資するため、これらの問題に関する施策との有機的な連携が図られるよう、必要な配慮がなされるものとすること。」
と基本理念が定められています。
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